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テーマ:お勧めの本(7367)
カテゴリ:読んだ本・好きな本
ゴールデンウィークももう二日が終わってしまいました。
家族がみんな家にいる状況に甘えて、子どもを見ていてもらって大掃除をする予定だったのですが、 初日は私の頭痛、二日目の今日は私の腹痛によりかないませんでした。 そのかわり、主人や父が子どもを見てくれている間にめいっぱい本が読めてます。 そろそろ梅雨の季節がやってきますが、年がら年中「本好き」の私の二番目に好きなシチュエーション 「雨が降っているのを感じながら読書をする」というのが出来ますね~幸せです~。 そこで、雨の降る中読むオススメの作品をいくつか紹介してみます。 1)西尾維新「戯言シリーズ」講談社 この作品の主人公である「いーちゃん」(→最後の最後まで主人公の名前は明らかにならず、未だにネット上でも色々と論議されているんですが)の『戯言』は、窓の外をしとしとと雨が降っているときにこそ読むに相応しいとおもいます。 雨の降る気配、少しぬるくなったコーヒー、居心地のいい椅子。 その雰囲気に酔いながら、いーちゃんの戯言に浸る。すると、気持ちよく作品世界に没頭できる。 最高ですね。 2)篠田真由美「建築探偵シリーズ」講談社 何かが起こりそうな気配は建物の外を黒い雲、雷、雨が雰囲気を盛り上げます。 決してホラーではないけれど、雨の持つイメージを作品中に使われるのが上手なせいでしょうか。 恐怖感というか焦燥感というか、そういう『ドキドキ』感を感じるのです。 そしてそれにはやはり、実際外が雨であればその雰囲気はいや増すと言うものでしょう。 3)茅田砂胡「デルフィニア戦記シリーズ」中央公論新社 王座を巡る様々な陰謀。そして、その王座に相応しい男とその男の味方をする不思議な少女。 戦略や戦術など「聞いただけで身震いするぐらい大嫌い」という私にとっても その人間ドラマの豊かさ、魅力あるキャラクター陣故に 何度も読み返すほどすばらしい作品となっております。 その壮大な作品世界に没頭させてくれるのは、やはり雨の日でしょう。 からっと晴れた日、お日様が燦燦と照る「お洗濯日和」には似合わないんですよね。 雨がしとしと降る中を、クッション一つ抱き締めて楽しんで欲しい作品です。 うちの家には、本当に本が溢れ返っています。 それでもまだまだ増殖中です。 さらに今日、図書館から「予約されている本が入りましたので借りに来てください」って連絡が入りました。 読む本が目の前にたくさんある。なんて幸せなんでしょう。 人生後何年ぐらい生きられるか分からないけれど、どんどん本を読んで、この世の中にある(私が興味ありそうな本だけでもいいから)本を全部読み尽くしたいぐらいです。 皆さんもたくさんいい本と出合って下さいね♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.30 19:40:57
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