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カテゴリ:読んだ本・好きな本
宮部みゆきさんの時代小説をまとめ読みした後、池波正太郎さんの「剣客商売」を読み始めました。
描かれている人物達の、あたかも血の通っているような人物描写。 四季折々の旬の食べ物と、その食べ物の美味しそうな料理の描写。 縺れた糸を一刀両断する主人公秋山親子の剣術の冴え。 どれをとっても「読んでいて気持ちいい」のです。 底に流れる物語の大筋というものはありながら、基本的には一話完結なのも読みやすい。 これから梅雨に入るという今の時期、窓際で曇りの日の柔らかい外の明かりを頼りに読むのも一興かと。 今年から幼稚園の息子を迎えに行くまでの時間をそういう風に使いたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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