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テーマ:心のままに独り言(8770)
カテゴリ:日々想う事
18年前に叔父が亡くなって、それ以来私は人と喧嘩をしても、怒りが長続きする事がなくなった。
結局、人っていつ亡くなるかわからないという不安が身体の真ん中にドシンと居座るようになったの。 だから、喧嘩をしても、すぐにスーッと冷めて「ごめんね~」って言っちゃう。 それも充分変な癖だなあって自分でも感じていたんだけれど,もっとすごい状況にいる子を見つけた。 先日、その叔父の娘(私の従姉妹にあたる)と話をしていて気がついたことがある。 その従姉妹は、基本的に自分以外の誰にも心を許していないということが分かった。 つまり、その従姉妹は、小学生の頃に父親を亡くしたという経験から、 結局、人っていつ亡くなるかわからないという不安から私とは真逆の気持ちを居座らせるようになったみたい。 つまり、 「自分以外の人間なんて、どうせ居なくなってしまうんだから、親しくなっても無駄。」という冷めた人間になってしまっていることがわかった。 叔父の死が、私にとっては 「だからこそ自分以外の誰に対しても、ニコニコ笑ってオヤスミを言おう。又明日ねって手を振ろう」 という風になったのだけれど,その従姉妹にとっては 「だからこそ、人には心を許さない。母親だって姉だって、自分以外の(どうでもいい)他人だ」 という風になってしまっているのだ。 私が正しいとは思わない。従姉妹はきっと、そう思い込んでやっと乗り切れるほどの大ショックをその時に受けていたのだと思うから・・・。そう思わないとやっていけなかったんだと思うから・・・。 だけど、彼女が、今度結婚するはずの婚約者の事もそう大切に感じていない事がわかり悲しくなった。 私では、彼女のその気持ちを懐柔する事は(悲しくて、辛い事だけど)出来ない。 いつか、彼女が子どもを産み、大切な誰かを作ることを畏れなくなって、ご主人の事も、お母さんの事もお姉ちゃんの事も、大切な誰かだという風に思っているからこそ、大切な誰かをもう喪いたくないと人一倍思っているからこそ距離をおいていたんだって気付いて行ってくれる事を願うばかりです。 重い・暗い内容でごめんなさい~(><;)。 従姉妹との会話から気付いてしまった自分と彼女の心の闇を自分の中で整理したくて書き込んでしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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