カテゴリ:地球温暖化防止対策
ガソリン節約する年末年始ドライブ
12月27日あたりからそろそろ年末年始の帰省、旅行が始まる。 マイカーを利用する家族にとって、今年はなんといってもガソリン価格の高騰が悩みのタネだ。去年の今ごろと比べると、1リットル当たり30~40円も高い。少しでもガソリンを節約する運転術を探した。 ●抜け道はやめる 高速道路で渋滞が続くとつい抜け道に出たくなるが、一般道はスイスイ走れても信号待ちなどが多く、実際の時速はせいぜい30キロ程度。道に迷って20分ウロウロしただけで約700cc、約110円のムダだ。 我慢して高速道路にいたほうがガソリンは食わない。 ●セルフでもタイヤの空気圧チェック 1リットル当たり5~10円安いセルフのガソリンスタンドを利用するのは当然としても、このときにタイヤの空気圧もチェック。適正空気圧より4分の1低いと5%近く燃費が落ちる。運転席ドアのヒンジの横に表示されている空気圧よりも10%程度高めにする。とくに冬場は空気圧が低下しがちだ。 ●満タンにしない ガソリンの比重は0.75だから、60リットルのガソリンタンクを満タンにすると45キロ。大きな子供1人分である。 「今年は年末の下りはあまり渋滞しない予測なので、満タンにしておく必要はないでしょう。20~30リットルずつこまめに入れれば、それだけガソリン消費量は減ります。どうしても満タンにしたいなら、郊外の高速道路の入り口付近で給油すること。都心はもちろん、輸送コストがかかる田舎もガソリン価格は高いですね」(クルマで回る営業マン) ●エンジンブレーキ 最近はアクセルから足を離すとガソリンの供給をストップするフューエルカット機能が付いているクルマが多い。 「減速時は早めにアクセルから足を離してエンジンブレーキを活用すれば、燃料消費は減ります。山道の下りもドライブレンジではなく、セカンドにシフトダウンしてエンジンブレーキを利かせてください」(JAF) ●AT車も停車中はニュートラル 信号待ちなどのときのAT車は、ドライブに入れたままフットブレーキを踏んでいることが多い。これもニュートラルにすればクルマの負担は減る。 「若干ですが、ガソリンの消費量も減ると思います」(JAF) ●上り坂手前で加速 上り坂で車速が落ちるとシフトダウンすることになるが、このときエンジンの回転数が急速に上がる。急発進・急加速と同じ状態になるわけで、これがガソリンを最も食う。 坂道の手前でちょっとアクセルを踏み込んで加速してやれば、シフトダウンしないで上り切ることができる。 ●車間距離 高速道路で最も燃費効率がいいスピードは時速80キロ。これを保って走り続けるのと、時速70~100キロの間でひんぱんに加速・減速を繰り返すのとでは、ガソリン消費量は40~50%も違う。 「車間距離に余裕を持ち、一定の速度で走ることで燃費はよくなります」(JAF) ●エアクリーナー清掃 エアクリーナーにホコリが詰まっていると、空気がエンジンに十分に供給されず燃費が悪くなる。出かける前にエアクリーナーのフィルターを取り出し、バンバンと叩いてやるだけで違う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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