ベトナム(ホーチミン空港)でスマホのSIMカードを入れ替える
今回のベトナム滞在。スマホでネット接続やテザリングをするつもりで情報を集めた。スマホ片手に海外旅行をしている人たちのブログを読むと、SIMカードを現地で購入して、簡単にやっている様子。しかし、スマホ乗り遅れ世代のMizumizuには、不安がいっぱい。自分のスマホがSIMフリーであることは確認済みだが、本当にちゃんと動作するだろうか?値段はどのくらい? ということで、事前に参照したサイトは、以下。http://s-max.jp/archives/1627129.htmlこれを見るといろいろプランがあるようだが、1日ごとにSIMカードを入れ替えるのは面倒だし、トラブルが起こった時、自分で対処できるかどうか分からない。4泊5日と滞在期間は短いのだが、Mizumizuの場合(旅行者としてはレアケースだと思うのだが)、添付では送れないような重いファイルをダウンロードする場合もあるので、通信容量が600MBではちょっと心もとない。ということは、30日有効、通信容量1.5G、120,000ドン(660円)にしておけば安心だ、とアタリをつける。 当日は、早朝の6時にMizumizuたちはホーチミンの空港に着いた。国際線を出て国内線までちょっと歩くのだが、国際線を出るときに、両替とSIMカードを売っている店が1つだけあいているのを見かけた。が、そこではSIMカードは30日有効・通信容量1Gで150,000ドン(810円)と1種類しか扱っていない様子。選択肢がないし、まあこれなら、国内線のほうにもあいてる店はあるだろう、あわよくば、もうちょっとプランを選べる店があるかもと淡い期待も持って通過する。ところが、国内線ターミナルのほうの店も1つしか見つからず、しかもしっかり朝8時からの営業だった(汗)。乗り継ぎの便は9時すぎなので、時間は十分ある。国内線のターミナルビルに入って、荷物を預け直す。セキュリティを通過してからでもSIMカードを売る店はあるかな? と期待したが、なかった。なので、8時まで待って、Mizumizu母を搭乗口付近に残し、いったん外に出て店に行った。ネットで見たような選択肢はその店にもなく、 30日有効・通信容量1Gで150,000ドンと1種類だけ。まぁ、これは売るほうの気持ちは分かる。選択肢があっても旅行者が迷って延々と説明を求められたりしたら面倒だし、30日有効・通信容量1Gだったら、まずどんなニーズにも応えられる。で、自動的に30日有効・通信容量1Gで150,000ドンのSIMカードを買うことになったのだが、ベトナムドンを持っていない(汗)。目の前に銀行があるのだが、店の人に、「今日は土曜日だからあかない」と言われる(汗)。しょうがないので、クレジットカードのキャッシングでもするかと思ったら、「私たちが両替するから」と言われた。レートを聞くと、5000円で800,000ドン(0.00625)とえらく悪い。「どこで替えても同じよ」とウソを言う店のおばさん。ネットで、すでにベトナムで一番いい両替は街中の両替屋だと情報を得ている。「ちょっとなー」としぶっていると、850,000ドンにしてくれた(レート0.00588)。 ちなみにホイアンで「レートがいい」とネットで見た街中の両替所ではレート0.0055で両替できたのだ。だから、「どこでも同じ」なんてのはもちろんデタラメだが、ここは空港だし、店だし、土曜日の早朝で選択肢はないし、仕方がない。こういう場合は、たくさん替えないことだ。ホイアンのレートの良かった街中の両替所:35 Travel Agency (旧市街のマーケットのそば) 1万円替えて1820,000ドン (レート0.0055)。5000円換算だと、ホーチミンの空港の店では850,000ドンだが、こちらでは910,000ドンになったということ。差引60,000ドンで、円換算だと5000円当たり、330円お得(笑)だということ。SIMカードの入れ替えは、店のおねーちゃんに頼む。さっさと雑にやってくれるねーちゃん。すぐにインターネットはつながった。 またセキュリティを通過して、国内線の搭乗口へ戻り、ノートパソコンを取り出して、テザリングができるかチェックする。簡単にできて、メールは順調に入ってきた。ヤレヤレ。これが一番心配だったので、ほっと一安心。 スマホのGメールを同期させているのだが、Gメールは同期といいつつ、かなり時間差がある。あまりアテにならないのだ。 次に、ラインが使えるかチェックする。そのまま使える。スカイプだけがおかしくなり、パスワードを入れて再ログインしてもできない。パスワードが違っているのかも。しかし、正しいと思ったパスワードでもログインできないので、スカイプにワンタイムパスワードを発行してもらって試みる。ワンタイムパスワードは、えらく長く(汗)、コピーもできないので、手で別紙に書き写して慎重に入れるという、なんとも原始的で間違いやすい方法。1度失敗して、ワンタイムパスワードを2度発行してもらったが、2度目になんとかつながった。ふー。 たっぷりある乗り継ぎ時間のおかげで、全部チェックできた。 便利な世の中だ。予想外のトラブルが起こらなければ、だが。 これでテザリングがなぜかできなかったりしたら、おそらく自分ではどうにも解決できないだろう。