明けて、航空便・京都の和菓子
2017年の大みそかは新宿高島屋へ。地下の食料品売り場は押すな押すなの大混雑だった。2017年はそこそこ景気の良い年だったのかな、と思う。個人的に、仕事の面ではたいしたことはなかったが、といってマックラな不景気でもなかった。そこそこ。世の中を見渡すと、株価も上がり、土地も一部で暴騰している。バブル感を孕みつつ1年が終わったという印象。午後4時から航空便で運んできたという京都の和菓子が店頭へ。あっという間に行列ができていて、たまたま通りかかったMizumizuも威勢の良い掛け声につられて並んでしまった。「こちらお年賀用で、明日までのお日保ちです」という正真正銘の生上菓子を購入。明けて、新年。抹茶はまさしくジャパニーズ・エスプレッソだろう。茶道の心得など何もないのだが、抹茶の味は好きなので、家では自己流で抹茶を点てている。このごろはYou tubeで「抹茶の点て方」を検索すれば動画が出てくる。お湯の量・適温・点て方のコツなどすぐに分かるので、自己流でもそこそこ楽しめる。京都から飛行機で運ばれてきた生菓子は、文字通り「はんなり」していて、甘すぎず、素材の持ち味が舌の上でほのかに溶けた。抹茶のほうは点て方が自己流なら、いただき方も完全に自己流。抹茶をまず一口、それから和菓子、また抹茶と、コーヒーにスイーツ感覚でやっている。静かな新年の朝。