阿佐ヶ谷も荻窪、西荻窪、吉祥寺とはまた違った意味で非常に魅力的な街。荻窪とは中央線で一駅違いなだけだが、なぜか住人の平均年齢は低い気がする(笑)。若者が多いのだ。爆笑問題の事務所があるとかで、同事務所の社長さん(つまり太田光の奥様)が、阿佐ヶ谷に集う若い女性を称して「アサガヤンヌ」という呼び方をはやらそうとしたとかしないとか。
ひところ羽田空港でよく宣伝していた「東京ばな奈」。若者を中心に東京のお土産としてかなり売れたらしいのだが、このヒット商品を開発した店は、実は阿佐ヶ谷にある。その会社は、銀座にも出来たてスイーツを食べさせてくれる店を出している。「銀座 ぶどうの木」だ。
「銀座」といいながら、実は本店は阿佐ヶ谷で、阿佐ヶ谷では「ぶどうの木&鎌倉座(銀のぶどう)」という名前。ちなみに会社としては株式会社グレープストーンといい、もともとは食器屋さんからスタートしたらしい。商品ブランドとしては「銀のぶどう」を使うらしい。なにやら複雑なのだが、実際、阿佐ヶ谷の「ぶどうの木」に行くと、食器も売られていて、奥にフレッシュなスイーツコーナーがあるというつくりになっている。
もちろん、東京ばな奈もあるが、ここでの人気商品は、なんといっても「かご盛り 白らら」だろう。
超ふわふわのレアチーズケーキで、北海道の六花亭の「帯広の森」や、世田谷桜新町のプラチノにある「アンジュ」などと同じ系統。ただ、フルーツソースはかかっていない。
甘くはかない食感が舌のうえで溶けていく瞬間がなんともいえない。銀座店にもあるのか、いつだったか、テレビでIKKOと的場浩二(どういうカップリングなんだか?・笑)が、明らかにコレだと思われるスイーツを食べていた。
ビックリしたのは的場浩二。この大きなかご盛りスイーツを1人でほとんど食べつくす勢いだった。甘さは強烈ではないけれど、ふつーの人は、イッキに食べられるものでもないと思う(苦笑)。
だが、何人かで分け合って、すっぱめのフランボワーズソースをかけたりしながら食べるには最適。もちろんそのままでも美味しい。