荻窪・西荻界隈の猫は、野良も飼い猫も、わりとゆるゆるやっている。
以前武蔵野に住んでいたころは、隣のアパートの「ネコおばさん」からエサをもらう野良猫クンが、我が家の庭先をトイレにしてくれて、悩まされた。夏なんて、暑くても窓開けられないのだ、臭くて。
荻窪に引っ越してきたとき、堂々とウロウロしてる野良猫クンを見て、糞尿被害を恐れたのだが、これが案外たいしたことがない。
逆に飼い犬クンの粗相のほうに、不快を思いをさせられる。杉並は「飼い犬の落し物」が比較的少ない区だという話で、路上に放置されたフンのほうは、確かに散歩してるワンちゃんの数に比べれば少ないようにも思う――犬のフンだらけのパリから帰ってきたばかりのときは、心底感動した――のだが、じゃあ、ひとんちの玄関にオシッコかけさせてもいいのか、と言えば、やられるほうとすれば腹が立つ。
玄関のドアを開けて、階段を降りる。道路に出ようとしたとたん、目に入ってくる「あやしげな水溜り」。
自分ちの玄関にはさせないでしょう、愛犬家の皆さんよぉ!
というわけで、やや「愛犬家嫌い」(←犬はちなみに、だ~い好き)になってる昨今なのだが、猫クンたちからは、イヤな思いをさせられないせいか、その傍若無人ぶりも愛らしくみえる。
誰かが干した車のフロアマットの上で、遠慮会釈もなく熟睡する猫クン。
多分そのマット、持ち主は干す前に掃除機かけてきれいにしたと思うよ。
「そりゃ~、気が利いてるニャ~」
ちなみに、脇は車も人も行き交う道路。
だら~んと垂れた足は警戒心ゼロ。
タイの「ゆるネコ」代表、
アユタヤの涅槃猫とどっちがゆるい?
平和だなぁ。
You tubeで見つけた犬VS猫の爆笑動画は
こちら。
猫クン、ひどいなぁ・・・
面白いほどよくわかるネコの気持ち