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カテゴリ:Gourmet (Others)
週末は銀座・日本橋界隈に出没すること多々のMizumizu。
この都心のド真ん中で静かな(?)ブームになっていると思うのが、地方の物産品を扱うアンテナショップやデパートでの特別催事展。 どこも人気で、よく人が入っている。 一番人気はやはり、北海道物産展でしょう。東京のデパートではしょっちゅうやっている気がする。 以前は夏だけ北海道で過ごすという、東京との二重生活をしたいたMizumizu。そのころは東京で人気の北海道展を横目で見て、「なんか高いモノばっかりじゃん。道民はそんなの買わないよ。それに地元で人気のある店って、案外出てこないじゃない」と思っていたのだが、すっかり東京都民となった今は、北海道物産展と聞くといそいそ出かけていって、道民なら決して買わないような高い特産物をホイホイ買っている。 その典型がこれ。まずは左のオホーツクビール。北見という町で作ってる地場産の麦芽を使ったオールモルトビールで、ピルスナーやヴァイツェン、マイルドスタウトといった種類もあるが、写真はエール。デパートの催事場で試飲したら美味しくて、勢いで購入。北海道にいるころも、「オホーツクビール」の存在は知っていた。 そのころは、「ゲゲッ、なんて高いの。完全に観光客向けでしょ」「どこで作ってるの? え、北見市山下町? 思いっきり内陸じゃん。オホーツク海まで何十キロあるのさ」と近づきもしなかったのだが、飲んでみたら、すっきりしているのにコクがあって、とてもイイ感じ。それに銀座ではさほど高く感じない(←恐ろしい街だ)。 右は「春雪さぶーる」という会社の作っているチーズ入りソーセージ。そんな会社、北海道にいるときはまったく知らなかった。これも試食したら、チーズの濃厚な味がアクセントになっていて、気に入ってしまった。値段も聞かずに購入したのだが、払う段になって、「えっ、そんなにするの」(笑)。 しかし、北海道と言えばなんといっても乳製品。札幌のスイーツのレベルというのは、とてつもなく高い。しかも、値段が安い。東京でもなかなかお目にかかれないような上質なお菓子が、街角の何気ない個人店で売っていたりする。それもこれも上質の材料が安く入手できるからだろうと思う。 低温殺菌牛乳と飲むヨーグルト。どちらも極上の味だった。牛乳は味が濃いのにさっぱりとあとをひかない爽やかさがあり、ヨーグルトのほうはしっかりした、それでいて自然な酸味があった。低温殺菌牛乳自体は、スーパーにもあることはあるが、これほど美味しくないのはなぜだろう? 北海道物産展には必ずといっていいほど参加してくる小樽のルタオのドゥーブル・フロマージュ。 ルタオは北海道の有名店の中では本州進出にもっとも積極的な企業だと思う。北海道を代表するお菓子店・六花亭のほうは、こういう催事に出店はするのだが、マルセイバターサンドという売れ筋のほかは、日持ちのする焼き菓子しか出さない。 六花亭の生ケーキは安くて、素直に素材のよさがわかる美味さがあって、あれこそ北海道の豊かさを実感させてくれるスイーツだと思うのだが、残念ながら札幌や帯広といった街の直営喫茶店に行かなければ、味わうことはできない。 あ~、六花亭の喫茶店でお茶するためだけにでも北海道に行きたい! 誕生日だと生クリームが最高に美味しいケーキをサービスしてくれた円山店。あのサービスはまだやっているのかなあ。 で、ルタオのドゥーブル・フロマージュのほうは・・・ 最近味が淡白になったような気がする。以前はもっと濃厚だったような。気のせいか? 北海道物産展はもっぱらデパートの催事場での開催が主なのだが、東北・北陸の地方だと、期間限定でアンテナショップを開き、そこで特産品のPRを兼ねた販売を行うというスタイルが多い。 こういう店にも、かなり美味しいものが置かれている。ただ、問題なのは次に行ったときには店がもうないので、また買いたいと思ってもどこで買えるのかわからなくなってしまうこと。というか、東京では売ってる店がないことが多い。1回限りのPRでは、せっかく出店した店の商売繁盛に結びつかない気もするのだが・・・? こちらは、山形のアンテナショップで買った「ずんだん餅」。 「ずんだん餅」は、「ずんだ餅」という名称のほうが知られているが、東京ではとても人気がある。 実は近所でも恒久的に買える店があるのだが、山形のアンテナショップを見ると、作り手が違えば味が多少違うだろうと、ほぼ毎回必ず買ってしまう。 このずんだ餅、東京では浸透してきているが、関西方面ではまださほど知られていない気がするのだが、気のせいですかね? 関西の方も好きですか? この東北の味。 アンテナショップではなく、すでにもう全国にチェーン店を出しているのが、沖縄の特産品を扱う「わしたショップ」。 沖縄には1度しか行ったことがないのだが、いろいろお土産を買って運んできたのが、東京の「わしたショップ」に全部あった(しかも値段も同じ)のにはショックを受けた(苦笑)。 Mizumizu連れ合いが沖縄に行って、ハマってしまったミミガー。豚の耳から作るおつまみ。コリコリした軟骨のような食感が大好きなよう。沖縄の市場では惣菜のように手作りミミガーが売られていたのだが、沖縄では家庭で作るんですか? だとしたら、レシピを知りたいもの(連れ合いが強烈にリクエストしてくる)。 こちらは新製品だという石垣の塩をつかったポテトチップス。大人気だという(店頭の)宣伝文句に釣られて購入。お味は・・・ 「・・・・・・」 いや、まずくはないですよ。こういう駄菓子を食べたあとに残る、嫌な油の後味もない。塩も確かに上品でまろやかな味。 でも、ま、個人的にはふつうのスーパーやコンビニで買える こちらの「お手軽プレミアム」で十分かな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.01 18:14:25
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