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1月3日に、東京ミッドタウンに行ったとき・・・ スケートリンクの工事が急ピッチで進んでいた。1月6日から期間限定で一般利用が可能になるという。 ただでさえ寒い1月だが、このあたりはビル風がすごく、立っているだけで顔が冷たく、切れそうになる。リンク下の施設にペンキを塗っている職人さんも、ご苦労なこと。 明らかにNYのロックセンター前のオープンスケートリンクのイメージ。VWロゴが思いっきり目立つところに張られていた。フォルクスワーゲン社がメインスポンサーになっているということだろう。 輸入車はどこも苦戦している昨今だが、フォルクスワーゲンだけはメゲずに宣伝攻勢をかけている感がある。 いつだったか日本橋の三越で試乗会をやっていて、気がついたら誘われて乗っていた(笑)。メルセデス派のMizumizuは、乗り味の面でちょっと満足できなかったのだが、ハンドルを握ったMizumizu連れ合いには、思いのほか好印象だったらしい。 フォルクスワーゲンは、メルセデス、BMW、アウディの三強に比べるとぐっと庶民的で、そのわりにはドイツ車らしいしっかり感もちゃんとある。とにかく(メルセデスに比べると)値段が段違いに安いし、そのわりにはいいクルマだ。フォルクスワーゲンとは、もともと「国民(大衆)のクルマ」という意味。メンツにこだわらなくてすむ分、今がチャンスと攻勢をかけているのかもしれない。 不況のなか、頑張ってこうしたイベントのスポンサーになってくれるのはありがたいことだと思う。 しかし、このスケートリンクは、まごうことなき吹きっさらし空間。 「ここで滑るのは寒いね~」 と、Mizumizuが言ったら、長野育ちのMizumizu連れ合い、 「寒くなきゃ氷張らないんだから、当たり前でしょ」 彼の田舎では、田んぼに水を入れて凍らせてリンクにしていたらしい。しかも学校の正規の授業に(スピード)スケートがあったとか。 この話、聞いたときはかなりたまげた。田んぼでスケート? マジですか? 長野では常識なのだろうか? だとしたら、もっとたまげる。 Mizumizuの記憶にある野外のスケートリンクは、小学校にあがって連れて行ってもらった、須走のスケートリンク。富士山がすぐ近くに見える、広大な(と、子供のころは思ったのだが、実際はどうだったのだろう?)スケート場だった。床も壁も、そして机も椅子も全部木でできた休憩所は、ひどく薄暗かった記憶がある。ギシギシ言う床を踏みしめて歩き、リンクに出ると、ぱあっと半透明の白の世界が大きく広がった。 須走のスケートリンクが原体験なので、その後、屋内のスケートリンクに行くと、あまりにも狭く、人がひしめいているように見え、怖く感じたものだ。 東京のど真ん中にできた上品な屋外スケートリンクも、とても狭い。利用料金はかなりリーズナブル。どれくらい人が来るのかな。 ビル風に追い立てられるように、ミッドタウンの中に戻った。 和のテイストを取り入れた吹き抜けは、配された素材の色調や質感、それに照明や自然光の採り込みかたを含めて、その空気感が唯一無二。 1月5日にはこのスケートリンクのメディア向けの発表会があるということだったので、「また荒川静香?」と思ったら、案の定だった(動画はこちら)。 クールビューティに負けず劣らずの美貌の持ち主、浅田舞も登場していた。タレント性では妹を凌ぐ才能をもっている人なので、また新しいフィールドで輝いて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.08 02:44:38
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