こちらのエントリーで紹介した絶品ジュレ。
さすがにDomaine de Peyremaleのジュレのレシピについて知っている方はいなかったようだが、泡立ちと苦味について寄せられた意見の中で一番多かったのが、「シードルを使っているのでは?」というもの。理由は、以下の2つ。
1)発泡性
2)甘口と辛口があり、辛口を使えば苦味も出るのでは?
個人的にもその意見が一番納得できたので、ちょいと実験・・・
辛口のシードルを買い、苺は「コンポート」と言って売られている、ジャムより少しゆるいイタリア製の苺加工食品を買い、とりあえず、お皿でふつーに混ぜてみた。
苺のコンポート8に対して、シードル2ぐらいの割合。見た目はあまり似ていなかったのだが、一口食べて、
Mizumizu+Mizumizu連れ合い「うん、これだ、これだ」
味の傾向は確かに同じだった。ただ、絶品でもなんでもないが・・・(苦笑)
苺のフルーツソースとしても、かなりいい。苺ジャム(コンポートと言って売られていたが、ふつうの果物のコンポートではなく、むしろDomaine de Peyremaleのジュレに似て、全体がゆるく、アルコールと混ぜやすい)とは別モノになる。
しかも、シードルは栓をあけて置いておくと、炭酸がぬけていくのだが、苦味は逆に強く感じるようになった。Domaine de Peyremaleのジュレの、徐々に強くなった苦味の正体はこれだったのかもしれない。
コンポート(ジャム)をぐっと少なくして、シードルを多めに入れ(2対8ぐらいの割合)、空き瓶に入れてフタを閉め、シェイクしてみたら、こんなふうに泡立った。シェイクしている間に、フタがちょっと持ち上がったようになり、開けるときに、「ポンッ!」と音がしたのは、Domaine de Peyremaleを開けたときの感覚に同じ。
見た目はちょい悪いが、これはこれでアルコールの強いフルーツソースという感じで味は悪くないのだった。
シードル ブリュット(辛口)250ml