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カテゴリ:Essay
「ほっといても治る」とドクターに言われながらも、一進一退でなかなか治らなかった腱鞘炎。ついでに、あちこちに連鎖的な痛みも出て、「もう治んないんじゃないの?」などと悲嘆にくれたり、「もしかして、リュウマチとかもっと悪い病気じゃないの?」などと心気妄想にとらわれて眠れなくなったりしていたのだが、時間こそ思いのほかかかったものの、ちゃんと治ってきた。すっきり完治とはいかず、手首を内側にひねった時に、ぴりっとした痛みが出たり、右手の親指の関節が腫れが引いていなかったりしているが、もうサポーターもいらないし、日常生活で不自由を感じることもほぼなくなってきた。 夏の間、数週間だが自宅におらず、エアウィーヴで寝れなかったせいか出ていた首の痛みも、自宅に戻ってエアウィーヴ睡眠に戻ったら、かなり軽減してきた。 ヨカッタヨカッタ。 さてさて。 今日、近所のカフェに初めて行ったのだが、そこでのアルバイトと思しきウエイトレスのおねーちゃんとの会話。 Mizumizu(メニューを見ながら)「カリモーチョって何ですか?」 おねーちゃん(あせりながら)「えっと、あの、お酒…」 Mizumizu(お酒ったってワインやビールの類とは違うでしょ?)「お酒って何の?」 おねーちゃん(ちょいあせってはいるものの、悪びれもせず、明るい声で)「えっと、あの、私お酒飲まないんで、分からないですぅ」 ハアッ?? オドロキませんか? この答え。明らかにバイトとはいえ、店で働いている人ですよ? 「私はお酒を飲まない」から、知らないのは当然ってか? 飲むのはアンタでもアンタの友達でもないでしょ? お客でしょ? あなたは仕事中、あなたは注文を受ける人ですよ? 一瞬、沈黙するMizumizu。自主的に、「少々お待ちください」と聞きに行く様子もないねーちゃん。「他のもの頼んでほしいなー」とでも言いたげな、「自分はラクしたい」オーラを発散させている。 そうはいきません! Mizumizu(冷たい声で)「知っている人に聞いてきていただけますか?」 おねーちゃん(そう言われれば素直に)「あっ、はい」(聞きに行く) しばらくして戻ってきて、「ワインとコーラのカクテルだそうです」と、この程度のことはちゃんと伝書鳩がわりになった。はいはい、おりこうちゃん。ヨクデキマシタネ。 欧米の観光地のカフェの「雇われ」が、だいたいこんな程度なのは承知している。自分が働いている店で売ってるモノに関しても、商品知識なんてものはなく、覚えようという気もない。無知を補うために「気を使う」なんていう文字は彼らの辞書にはなく、逆にできるだけ手を抜くための努力は惜しまない。だから、こちらがやってもらいたいことは、1から10まで口頭で伝えなければいけない。だが、日本もこのレベルに追いついた…というか、落ちてきたらしい。いよいよ日本も、海外からの観光客にお金を落としてもらわないと、頭が悪くて向上心も責任感もない、自国の労働者を食わせていけなくなってきたということか。 ヤレヤレだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.23 23:05:04
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