6月下旬の千葉公園に続き、7月上旬に府中市の郷土の森公園にも蓮を見に行ってみた。ここは駐車場が充実しているので、自家用車で。
早朝に行ったのだが、蓮はもうすっかり開いていた。というか、行くタイミングが少し遅かったようだ。散る寸前の開ききった蓮が多かった。
噴水のある池の中に、楕円形の囲いがあり、そこでさまざまな蓮を育てている。
孫文蓮というのだがら、台湾の蓮だろうか? 少し花があった。
天竺斑蓮というからにはインド原産だろうか? 花がほとんどない。
大賀ハスは花ゼロ(苦笑)。
桜蓮というからには、日本の蓮なんだろうなあ。大賀ハスと同じピンクだが、そういえば茎は大賀ハスより短いようだ。
こんなふうにカラの囲いもあり、正直、花は見応えのない公園だった(苦笑)。蓮が群生している池というのではなく、池で蓮を何種類か別々に育てているというところ。いろいろな種類の蓮が観察できるので、図鑑的な意義はあると思う。
だが、千葉公園のように蓮池の木道はないので、至近距離から花を見ることはできない。単に蓮の花を見たいだけなら、千葉公園のほうがベターだろう。
噴水のシャワー越しに見る蓮は清々しい。もうちょっと早く来たら、花がたくさんあって華やかだったかもしれない。噴水と咲き誇る蓮の花のコラボレーションは、千葉公園にも不忍池にもない。
このあと隣接する郷土の森博物館に行ったのだが、こちらは紫陽花がまだかなり咲いていて、蓮よりずっと見応えがあった。郷土の森博物館は野外博物館で、蓮のある郷土の森公園と違って有料だが、それだけの価値はあった。詳細は明日のエントリーで。