4月のホーチミン旅行で、レストランで頼んだロータスティーがほとんど当たらなかった話はすでに書いた。渋かったり、薄かったり。それでも、ロータスティーは好きなので、ホテル(ザ・レヴェリー・サイゴン)の隣りのラッキープラザにあるスーパーで買ってみた。
」
特に選んで買ったわけではない、適当買い。写真では分かりにくいがLotas Teaの上に茶色の文字でHoa Senと書いてある。この意味は蓮花茶、つまり緑茶に蓮の花の香りをつけたもの。
ロータスティーの中でのla senと書いてあったら、それは蓮葉茶(蓮の葉を乾燥させたお茶)、tim senだったら、蓮芯茶(蓮の実の芯を乾燥させたもの)を指すらしい。が、一般的にロータスティーといえば、蓮の花の香りをつけたhoa senが出てくる。
日本ではあまり流通していないのだが、流通しているこの手の、いわゆる「緑茶のフレーバーティー」の中で、一番近いのはジャスミンティーだろうか。ジャスミンティーより、さらに香りがフローラルで独特の甘みがある。さわやかだが、主張の強いこのクセが日本人には好まれないのかもしれない。MizumizuもMizumizu連れ合いも、大好きなのだが。
さてさて、テキトー買いしたロータスティーだが、淹れてみたら、ことのほか美味しいではないか!
ホットでもアイスでも、簡単に美味しくできる。
ホットなら60℃ぐらいのぬるめのお湯で。3グラム(少な目の茶さじ
1杯)に150cc。抽出時間は短めで2分ぐらいで十分。
アイスの場合は、3グラムに冷水500ccで、冷蔵庫で2時間~。「~」と書いたのは、時間による味の変化を楽しめるから。2時間ぐらいだと苦さがあまりでないが、やや薄い。2時間以上になってくると置けば置くほど、渋みが強くなる。
今は夏なので、もっぱら朝起きて、アイス・ロータスティーを作り、お昼前からお昼過ぎにかけて飲むのが楽しみだ。
素人でもこんなに簡単に美味しくできるのに、ホーチミンのレストランでのロータスティーのイマイチ感は何だったのだろう。