「白ワインのゲビュルツトラミネールが好き」というエントリーを上げたのは2008年。もう12年前だ(そのときの記事は
こちら)。
当時はアルザスのゲビュルツトラミネールで、「これは」というものは日本ではほとんどお目にかかれなかった。Mizumizuはフランスやイタリア、それにドイツにも頻繁に行っていたが、アルザスは行ったことがなかった。
だが、日本人の情熱的なバイヤーのおかげで、アルザスからあまり外部に出なかったゲビュルツトラミネールも日本で入手可能になった。
知ってみれば、やはりアルザスのゲヴュルツトラミネールは素晴らしかった。花と果実を想わせる香りも、1つ1つ違うといっていいほどの幅があるし、味も、かなり濃厚で個性的なものから、すっきりと爽やかなものまで、驚くほど裾野が広い。
深みのある芳醇な味わいのゲビュルツは、値段もそれなり。
ゲヴュルツトラミネールなんてマイナーな種だ。それでも、いつの間にか、これだけ色々なゲヴュルツトラミネールを購入できるようになった。本当に、日本人の「美味しいもの」を求める貪欲さは凄い。
コロナ禍でバイヤーの活動が急激に制限されてしまっただろうけれど、落ち着いたらまた、世界中のローカルな、でも高い水準の美味しいものを探し出してきてほしいもの。
このエチケットを見て、Mizumizuがゲビュルツを好む理由が「解明」できた。エスニックに合うワイン。カレーとも相性バッチリ。そう、Mizumizuはカレー大好きのカレー星人なのだ。
こちらは1000円ちょっとで買えるお手頃ゲビュルツだが、バターチキンカレーと合わせたら最高だった。
2019 Japan Women's Wine Awardsで「Gold」を獲得したらしい。このアワードでGold獲得したワインはめちゃくちゃたくさんありすきて、有難いのかそうでもないのか、よく分からない賞だけど(苦笑)。確かに女性好みの甘やかな香り。ただ口当たりは甘ったるくなく、すっきり飲める。
自家製バターチキンカレーでさらに美味しくなるアルザスのゲヴュルツトラミネール。同時にカレーの味も一段と引き立つ。まさに幸福なマリアージュ。残念ながらナンは自家製ではなく既製品。
ドメーヌ ジンク ゲヴュルツトラミネール GC アイヒベルグ 2013 白 750ml/12本DOMAINE ZINCK GEWURZTRAMINER GC EICHBERG2264e完熟したゲヴュルツトラミネルから造られるジンク自慢の逸品。硬質なミネラル感を伴ったリッチで贅沢な口当たり。
レオン ベイエ ゲヴュルツトラミネール ヴァンダンジュ タルディヴ 1983 700ml ※ラベル不良 フランス 白ワイン アルザス
2008年 ゲヴュルツトラミネール ヴァンダンジュ・タルディヴ / トリンバック フランス アルザス 750ml 甘口白
*●アンリ・オットマン ゲヴュルツトラミネール アルザス 2015 白 750ml【5月〜9月はクール便配送となります】
コノスル ゲヴュルツトラミネール レゼルバ エスペシャル 750ml [SMI/チリ]