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このシリーズ、終わっちゃうのね。
シクシク(泣) ていうか、前回の後書きで ずいぶん気落ちされていたので 続刊が出るかどうか、ビクビクしましたよぅ。 続き出て良かった。でも、終わりなのね。 う~さみしいな。 さて。 久保寺さん、今回もカッコよかったね。 喋っても面白いしってか、口調がイイんですよ。 ちょっと乱暴だけど、でもやさしくて。 「爪のあいだ、よく洗え」 なんて普通言う??? 優しすぎない? ペットショップでの 「まぁ、なんだ・・・・・・ようするに、おまえがペットにばっかかまけて 俺をスルー・・・・・・とかじゃなければ、別にいいよ」 っていうセリフは何!?幻聴? もう、顔がニヤついてしまう。 こうして、引用の為、キーボード打ってたら 照れと恥ずかしさが倍増します。是非やってみて下さい。 久保寺の口調って、いつも何かが引っかかるような 受の反応を伺い楽しむような、そんな感じなんです。 でも、某元詐欺師の彼よりも明るいです。 性格も良さげです。 冬稀、成長したし、変わったよね。 読んでて嬉しい。 黒田が、どんな風に関わってくるかドキドキでしたが 思ったほど絡んできませんでしたね。 残念。 や、別に冬稀が乱暴されればよかった・・・て思ってませんよ。 ・・・ ・・・・・・嘘です。 私は、充弦が抵抗するより冬稀の抵抗のほうが萌えます。 ヤツの狙いは、充弦じゃなくて冬稀なんじゃないかと 今でも思いますよ。 要するに、私、充弦より冬稀が好きなの。 天才とか、キレイとか、口数少ないとか、上品そうとか いっぱいツボです。 で、このシリーズ始まってから ずっと気になってたんだけど。 挿絵の陸裕千景子さん、久保寺のこと すっごく好きよね!!!絶対。 いや、このシリーズ自体、すごい気合入ってるな~と 思ってたんだけど、特に久保寺への気合の入り方は 尋常じゃないよ。 白黒なのになんか、久保寺だけ光って見えるもん! この本じゃないけど、久保寺が服を脱ぐ途中の絵があって その絵は、素晴らしかった。 キャーッ(*≧m≦*)て感じだ。 そこで確信したね。 陸裕さんは久保寺がお気に入りと・・・ 今回も一発目の挿絵、何!? 猫もめちゃ可愛いけど、久保寺のあの服、書き込みすごくない!? 55Pのキスも良いし(この右手は何かしてるの?) 219Pの充弦を撫でているシーン、背景とか もうすっごい雰囲気あって好き。指もいい~~~ ラストの4人集まったほのぼのした様子も好きだな~ 私、きたざわ尋子さんの小説、好きなんです (前も書いたけど何度も書くよ←しつこい) 何が好きって、文章。 文章そのものが、ものすごく楽しくて大好きです。 セリフの一つ一つも素晴らしい。 無駄がひとつもないんです。 あと世界が2人だけで終わらないのがいい。 色んなものと人と接しながら、2人の関係が変化していく 感じがイイです。 2人の関係も大事だけど、周囲もとても丁寧に表現されてる ように感じるのでとっても好きなんです。 このシリーズ、それぞれの安らげる場所が見つかったようで。 私、一発目の「手のひらの鳥かご」ってタイトルの意味を ずっと考えてたんです。 (空を抱く鳥は自由かな~と思います) 手のひらで人を弄ぶような意味にも取れて、鳥かごってあるから 閉じ込めて、ペット?(この思考は例の元詐欺師のせいだよ) でも違うような気もしてて。 賀野さんは、冬稀を冬稀の居場所ごと大事にしたかったのかなぁと シリーズ全部を読み終えた今、そう思えるのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 次回作、リンクスは佐々成美さんの挿絵だったかな。 楽しみに待ってよう!!! 元詐欺師の新作も読みたいな。←とっても切望 私、3日連続で日記書いてる…… 飽きないようにしよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.02.07 19:58:58
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