愉しむ事
振り返ると人に見せるためとか、人にどう想われるかの絵を描いていたような気がする展覧会に出品するのが当たり前になってきて個展だからとか、ネットで人に見てもらえるからとか人の目を意識した絵ばかり描いていたようだ中学高校時代、紙に盛り上がるほど修正インクを入れながらペン画を描いていた時、目的はただ「【こう!】と想った絵を描く」事だったただひたすらに自分が満足するまで描いていた菩薩画を描く時は大抵落ち込んでいて、自分が気が晴れるまで描くのであるが最近の他の絵はなんだかそういったヨコシマなものが混じって描かれていたようで思い起こして反省シテイマス。。。。「心安らかになる絵」とか「癒しになる絵」とかそんなお題目で描いていても面白くない自分がいて自己の成長とか人のためとか言って大上段な気分になるくせに実際そういう絵は楽しくない結局「祈り」の絵が自分なりに【美しい】と想えるから描くんだ。そんな初心に帰って来ました人の目を意識するから(自分の絵は実は大したこと無いのではないかそんな不安に支配されてだから今度の【ちゃんとした個展】へも恐れとおののきが先にたつようで(たいしたことの無い絵を出して画廊さんに恥をかかせたらどうしようそんなことまで考えていただけど【たいしたことの無い不安だらけの絵】だろうが自分なりの最大限を出して「どうだ!」と言える個展にしたらいい自分が愉しんでなんぼだなぁ、そんな風に落ち着いてきました今日は母に誘われて「仏像でも観に行く?」と言う話になりましたが結局母は仏像に興味が無い、とのことで画材店に出かけるのに付き合ってもらうことにしました母が家に閉じこもってばかりなので気晴らしに付き合うつもりが母も私が家にばかりいるのが気になって付き合ったのだ、とどちらも相手に気を使ったのだと主張しあう電車の中。実際いいお天気で、外に出るのは気持ちがよい。買い物が済んでお茶すると、自然と母への感謝の言葉が出るお陰さまで帰宅後、買ってきた水彩紙をパネル張りして製作に備えられましたbook-mobile社の池田@ママさんから風水画のメッセージカード用のポストカードの製作依頼を頂き、先ほどまで描いていましたOKが出るかドキドキ。。。yurikoのサイトですhttp://www.mizuno-art.com/