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カテゴリ:バラ
本日は、涼しくて、しのぎやすい朝を迎えています。 挿し木バラの「シオちゃん」・・ついに花が終わりました。 花後の実をつけさせてしまうと、体力を消耗してしまいますので、花を切りました。 切った花を横に置いて、写真を撮りました。 本当は、3枚葉も、切らなくてはいけないのですが、挿し木のため、全体があまりに小さいので、セオリーとは違うのですが、3枚葉は、まだ残してあります。 他の枝が伸びてきたら、いづれ5枚葉のところまで、切りつめます。 さて、植物の話ですが、植物は常に環境に対応しようと生きています。 水、光、土、養分・・・その環境に対応しようと、自らを調整しています。 水が足りない、光が足りない・・となると、まず花芽を落として、養分を節約します。 次に、根元に近い、古い葉を落とし、体力の温存をはかります。 これは、成長ホルモンが枝先や、植物の先端部分に集まっているため、先端をなるべく残し、根元から体を軽くしていくようです。 養分不足で、葉の色が黄色くなってくるときでも、根元のほうの古い葉から変色してきます。 逆に、養分過剰や水分過剰で、根が傷んでいるときでも、同じような症状を訴えます。 このようにして、その環境に合わせて、90%の環境なら90%の自分に・・50%なら50%の体にして、生きていこうとしています。 100%以上の環境・状態になって、始めて、新芽を出したり成長が始まります。 花芽がつかない、または、成長が止まったままのときは、養分か光不足。 古い葉の変色や落葉などは、養分・水分過剰か、不足の「信号」です。 植物の微妙な変化がわかるようになったら、ガーデニングは、もっと楽しくなります。 毎日、きめ細かい観察と対話を、楽しんで下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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