グリーンアンドフラワー

こんにちは、みなさん、お元気ですか？
本日は、変わりやすい天気で、晴れているかと思えば突然の雨。
私一人で留守番なので、窓を開けたり、閉めたり、洗濯物を出したり取り込んだりと、
一人で、ゼェーゼェー言いながら、パニックになっております。

さて、バラの挿し木を楽しんでいらっしゃる方が、増えております。
良く質問を、頂きますので、私の挿し木を参考に、ご紹介致します。



この挿し木は、ある学校に咲いていたバラの剪定枝ですが、あまりに見事な花に、毎日見とれていたものです。
たまたま、花後の剪定をやっておりましたので、切った枝を、数本、頂くことができました。
水揚げ後、挿し木苗をつくり、割り箸で土に穴をあけ、差し込んだものです。
土は、赤玉が理想なのですが、切らしていますので、黒土（庭土）と砂、炭を混ぜて作ってあります。
ポリポットに３本挿しましたが、３本ともつきそうです。（こんなことは、まれで、通常はポリポットひとつに、１本くらいの成功率です）
手前の２本は、新芽が元気に出てきております。
奥の１本は、茎が黒くなってきましたが、根元の方は大丈夫なので、じきに新芽を出すでしょう。

もともとついていた葉は、一旦落ちますので、驚かないようにご注意下さい。
写真では、わざと、落ちた葉をおいて、撮りました。
葉が落ちても、茎が鮮やかな色を保っていれば、バラは元気に生きております。
植物は、環境に馴染むため、一旦身軽になります。その際、葉や花は落としてしまうのです。
その後、落ちた葉の付け根や節の部分から、新芽が出てきますので、楽しみに、待ちましょう！



挿し木は、デリケートです。
根が出て、活着が確実になるまでは、振動や衝撃に、ご注意下さい。
水を、ジャーとかけて、倒してしまう。風で振られて、根が切れてしまうと言った失敗例が多々あります。
霧吹きを使うか、挿し木から離れたところに水をやり、挿し木を刺激しないように注意して下さい。
乾燥にも弱いので、土はいつも、やや湿っている程度がいいです。

挿し木は根気です。やり方は、いろいろあると思いますが、成功するまで、頑張ってみて下さい。
活着した時のうれしさは、たまりませんから・・・