|
カテゴリ:ウォーターライフシステム
仕事を早めに切り上げて来ましたので、屋上緑化の続きをご報告。 プランターの内部には、ウォーターライフシステムがセットされています。 ウォーターライフシステムとは、私らの特許で、自然界の力だけで、水やりをしてくれるシステムです。 システムの詳しい内容については、G&Fのホームページをご覧下さい。 下の写真のように、ひとつひとつのプランターを、ホースでつないで行きます。 プランターの中には、特殊なセラミックが入っていて、そのセラミックを通じて、水が出たり引いたりするのです。 この方式は、「土中灌水システム」とも言い、根の周りだけを保湿します。 土の上からスプリンクラーなどで、水をやる「地表灌水」の方法と比べ、水の消費が約1/10で済みます。 毎日の水道代を考えますと、非常に経済的になります。 しかも、微量連続灌水といって、植物が吸いたいときに吸いたいだけ水分を出してくれますので、密植といって、少ない土に、植物をたくさん植えることができます。 私たちが日頃やっている水やりは、大量不連続灌水とでも言うのでしょうか? 植物の意志とは無関係に、一度に大量の水を与え、カラカラくらいまで、我慢させ、また、大量に水をやっています。 植物にとっては、根腐れ、窒息寸前の過湿状況と、枯死寸前の乾燥状況が繰り返されるわけで、農業などの分野では、この、水やりの方法も、研究が進んできました。 水やりひとつとっても、植物の気持ちになると、新しい方法がでてくるんですね。 さて、次はこのプランターのオカメヅタのツルを、のばし、まわりに、ネットを張れば完成です。 今月末には、もう一度出張し、最後の作業にかかります。 でも、足腰ガタガタです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ウォーターライフシステム] カテゴリの最新記事
|
|