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グリーンアンドフラワー

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アンクルガーデナー

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2007.02.18
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みなさん、こんにちは、お元気ですか?
本日の東京は雨ですねぇ。しかも、ちょい寒いです。
実は、昨日の作業だったのですが、あまりに眠く、昨日中にアップできませんでしたので、本日、水涸れから植物を守る方法を、ご紹介致します。

「必殺」なんて、書いてしまいましたが、別になにも生殺はしません(笑)
「なーんだ」という方もいらっしゃるかも知れませんが、参考になれば幸いです。

さて、去年のゴーヤ長者で、トウガラシがやってきました。
今年はその種で、トウガラシを育てようと思うのですが、狭い都会の庭ではもう、一杯一杯で、あいているスペースは、空中しかありません。

というわけで、上記の写真のような釣り鉢で育てることにしました。
「空中なら、スペースはたくさんあるぞぉ!」
しかし、吊り鉢の欠点は、水涸れが起きやすいことです。
油断すると、すぐにドライフラワーになってしまう。
ご近所の吊り鉢を見ても、真夏には1日に3回ほど水をやらなくては、カラカラに乾いてしまいます。

水が乾く原因は、大きく2つ。
1つは、植物が使ってしまう。
もうひとつは、蒸散(蒸発)してしまうことです。
この「蒸散」がくせものでして、水は植物が利用する前に、ほとんどが風や温度などで、蒸散してしまうことがわかっています。

蒸散を防ぐにはどうすればいいか?
地下に、水タンクを作ればいいのです。
「ウォーターライフシステム」は、こうした研究の末、土中灌水という、古来からある地表灌水の考えを180度ひっくり返した、コペルニクス的発想の元、生まれました。
詳しいことは、フリーページの「水やり」にまとめてありますので、省略させて頂きますが、
吊り鉢に応用すると、こんな感じになります。



これ、100円ショップのタッパーですが、タッパーに水をためようと思います。
このタッパーで、1リットルの水がたまります。
本来なら、このタッパーにウォーターライフシステムを仕込むのですが、
今回は、簡易的にシステムなしで、実験です。



ふたには、根が入りやすいよう、たくさんの穴をあけました。
ふたは柔らかいので、ドリルや暖めたコテ、キリなどで穴があきます。
逆に柔らかすぎて、少し大きめに穴をあけないと、ふさがってしまうので注意です。



タッパーに水をいれるためのホースを入れます。
これは、塩ビの透明チューブですが、ホームセンターなどで売っています。
金魚に空気をやるための、コンプレッサーにつなぐようなチューブですが、
あまり細いと、水が入りにくいので適当なものを選んで下さい。



吊り鉢の穴を、ティッシュで塞ぎ、土がこぼれないようにします。
水溶性のトイレットペーパーでは、ダメですよ。
水に溶けないティッシュなら、水は通すけど、そう簡単には破れません。



同じく水タンクのタッパーにも、土が入らないようティッシュでくるみ、その上から土をかけてしまいます。
こうしますと、地表が乾燥しても、タッパーの穴から水蒸気がかすかに出ますので、
植物の根は、ティッシュを破り、水タンクに直接、根を下ろします。
水タンクの水は、地表から蒸発することはほとんど無く、植物が使った分だけ減りますので、蒸散するほど早く減りません。
植物は、状況に応じて、土から水を取るかタンクから直接水を取るか判断しながら生きていけるのです。
しかも、水タンクの水は、チューブから注入しますので、雑菌が入りにくく、液肥や薬剤など、外から植物の管理もできるようになるのです。

こうして、吊り鉢に限らず、普通の鉢にも「水タンク」を仕込みますと、
地表がカラカラに乾燥しても、水タンクの水が植物を支えてくれますので、
数日間、水やりがなくても、植物は生きることが出来ます。

水タンクの大きさにもよりますが、大きければ大きいほど水は長持ちしますので、
安心して旅行など、家を空けることができます。
植物が、自分の判断で、水を使うこともできますので、根腐れもありません。

水やりは、地表からでも、タンクからでも、どちらからでもOKです。
これは、実に面白い方法です。
特に、水をよく使う植物にお勧めです。
植物が、自分の判断で水を使える「水タンク方式」・・・
是非、お試し下さい。

そうそう、上ものの、トウガラシは、これから発芽させます。






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Last updated  2007.02.22 19:57:47
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