グリーンアンドフラワー

みなさん、こんにちは、お元気ですか？
昨日は雨の中で、仕事＆ガーデンパーティー・・・
疲れました。

今日は久しぶりの休みです。ありがたい・・・
で、今日は、先週仕事の合間をぬっての挿し木の鉢上げを、お伝えします。

上のバラの挿し木の写真ですが、ポリポットの下から根が出てきました。
着実に発根しているわけですが、もう、ポリポットでは手狭でバラが可愛そう。
しかし、パーライト主体のバラバラな土ですから、ポリポットから抜いてしまうと、根周りの土が崩れ、鉢上げに失敗する可能性が大きいです。
私は、この段階で、何回も失敗しております。
失敗の原因は、ポリポットの土と、新たな鉢の土が合わないことです。
発根仕立ての根は繊細ですし、樹にもまだ力がありません。
土が合わないと、そのダメージを乗り越える力がないのでしょう。

そこで、ポリポットごと新しい鉢に植え、根が新しい鉢にしっかりと定着してから、ポリポットを抜き取ろうというわけです。

しかし、新しい根が、ポリポットの小さな穴からしっかりと張ってしまうので、鉢の中で、その根を抜かずにポリポットを抜き取ることは不可能です。
そのために、下ごしらえをしておきます。



まず、ポリポットの底の部分を、根を傷つけないように１／４から１／２くらい切り取ります。



次に、横の部分に切れ目を入れておきます。
このとき、ポリポットごと、バラバラにならないように気をつけます。



そして、新しい鉢に土をつくり、肥料（油粕大玉）を仕込みます。
肥料負けしないよう、その上に２～３センチほど土をかけ、ポリポットごと挿し木を植え込みます。



周りに、土を入れて完成。
時間とともに肥料が有機分解され、シュート（新枝）が、グングンのびてくれば定着です。

大きい鉢で２年ほど管理して、樹に力が付けば津上の苗のように植え替えしても、大丈夫です。
このバラは、名前はわかりませんが、妻が頂いてきた花束の中の１本で、肌色のモダンローズです。
捨ててしまうのももったいなかったので、１本、挿し木にしておいたものです。
来年春に咲くでしょうか？　楽しみです。

朱色のモダンローズの「シオちゃん」、ピンクの「モッコちゃん」ともに順調です。

あとは、赤いバラだけなんですけど・・・・
我が家には、なかなか縁がありません。

本当は、赤いモダンローズで、庭を満たしたいんですけど、なかなか、気に入った花がありません。
夏の野菜作りも終わり、これからは、来春に向けて、室内園芸とバラつくりです。