グリーンアンドフラワー

こんばんは、ついに、また週末まで来ました。
１週間、早かったような遅かったような・・・

さて、空前の不況で、どこに営業に行っても工場は休止。
社長や工場長と一緒に、テレビ鑑賞の１週間になっております。

なんと言っても、ＳＭＡＰの草薙剛君の逮捕の話題で持ちきりでした。
驚きましたねぇ。

ただ、酔っぱらって裸になるのは、良くある話しです。

この逮捕事件には、２つの「？」があります。
それが、不思議なんです。

１つは、逮捕に至ったこと。
確か、駐車違反をとがめられて、婦人警官に暴行を働いた稲垣伍郎さんは、書類送検で済んだはず。
それが、今回は逮捕です。
それとなくたしなめて、家まで送るとか、交番に連れていき、落ち着かせるとか・・・
事務所に連絡して、マネージャーや他のメンバーに引き取らせるとか、もっと、穏便に済ませる方法があると思うのですが、逮捕です。
警察も、社会的な影響は大きいことを承知して、何故、逮捕に踏み切ったのか？
身柄を保護するだけで良いのに、前科をつける逮捕では、詐欺や暴行・傷害・麻薬事件と同じ罪の重さに判断したわけです。

ただの酒酔い、公然猥褻とは思えない判断。
しかも、家宅捜索ですから、別件の重要な疑いがあるような気がします。
単なる酒酔いを、事件に発展させたわけですから、なんか「裏」を感じさせます。

２つめは、草薙剛という人間の人格。
記者会見を見ましたが、「失敗した・・・しくじった・・・」
そういう、反省の気持ちはよーーく伝わるのですが、
芸能人としての社会的な責任はあまり、感じていないような気がしました。

　「俺だって人間なんだから、酒によってそんなに悪いのかい？」

この気持ちがくすぶっていると、ことの重大さに気がつきません。

今回の事件により、何千万円、もしかしたら何億円の損失が、事務所やスポンサー企業、テレビやラジオ局、広告代理店や小売店などが、迷惑をこうむることを理解していないようです。
その損失により、失業する人もいるでしょうし、罪もないスポンサー企業のサラリーマン達の給料や勤務に影響が出ることを考えなくてはなりません。

もちろん、ＳＭＡＰのメンバーやスタッフは、予定が狂って大騒ぎ。

酒によって変態行為をしたことに対する反省よりも、芸能人・公人としての社会的な影響に対する反省をしなくてはなりません。

草薙剛が生きていると言うことは、テレビ局の守衛さんや清掃のおじさんおばさんの御家族の生活にまで責任を持つと、考えなくてはならないでしょう。

公人としての自覚・・・

それがプレッシャーになるようなら、私人に戻る方が、本人にとっても良いでしょう。

先の中川前財務大臣の泥酔記者会見もそうでしたが、この事件も、なにか裏を感じてしまいます。

　「笑い話では済ませないぞ・・・」

どこかの権力の、強い意志が見え隠れしていますね。
なーーんか、気持ち悪い、結末ですよ。