グリーンアンドフラワー

元気良く「ゴーヤ」のペットボトルガーデンの日記を書きましたが、
本当は、今月は、どうにも元気が出ません。

何故か、人間の醜い部分ばかりをみるような結果になってしまい、
体中の力が抜け、辛く寂しい気分に包まれております。

人間は、あまりにちっぽけで、嫌になる１ヶ月でした。
まして１００年に１度と言われる不況、究極の状態に追い込まれると、
いろいろな人の本心が見えてしまうんです。

それが、予想に反して、あまりによごれて汚いものだったりすると、
がっかりしてしまうんです。

打ちひしがれたときは「志」、この言葉を念仏のように唱えます。

「志（こころざし）」みなさん、ご存じですか？

　　　「青年よ、大志を抱け！」

北海道大学の初代教頭、Ｗ．Ｓ．クラーク博士の言葉です。

クラーク博士が、日本でその役割を終え、帰国するときに、日本の学生に贈った言葉として有名です。

その後の演説、ご存じでしょうか？

　「青年よ大志を抱け！　金のためや利己的栄達の為にでなく、
　　ましてや名誉と称する空しきもののためにでもない。
　　知識に対して、正義に対して、
　　かつ国民の向上のために大志を抱け。
　　人として、まさにかくあらねばならぬ全ての事を達成するために、
　　大志を抱け。」

格好良いじゃありませんか。

「志」は「野望」とは違うと言っているんですね。

私利私欲、名誉というちっぽけな欲望や目的は「野望」

人のため、地球のため、宇宙のために生きる決心・・・
それが「志」なんですよ。

つまらない意地やプライドなんか、枯れ葉ほどの価値もない・・・

人間を含めた全ての動物、植物・・・
その幸せのために命を捧げ、生きる決意を抱け・・・

明治の人間は器（うつわ）が違いますよね。

「志」・・・もう、死後なんでしょうか？

私は、信じたいんです。
今でも、「志」を持った人はたくさんいると。
私も、その末席にいられるように・・・

さぁ、気分を変えて頑張りましょう！

と、自分に言い聞かせてます（笑）

元気出るかな？？？