グリーンアンドフラワー

こんばんは、また１週間が始まりました。
ブログを始めて１５００日がたとうとしております。

楽しく、みなさまとお付き合いさせて頂いておりますが、
困ったこともしばしば・・・

と言いますのは、実名や素性を明かすべきかどうか？？？
長くやっていますと、そう言う局面が、ときおり訪れます。

私は、謎の人「アンクルガーデナー」になりきってこのブログを書いておりますので、
素性は、明かしたくないのです。

性別、年齢、仕事、家族構成・・・・

ウソはつきませんが、プライベートは語らないように、リアルにならないように心がけているんです。

私のブログの中には、元総理大臣、国会議員、上場会社の社長・会長、芸能人、いろいろな人が出てきます。
私の素性がわかってしまいますと、周りの人たちのプライベートも解ってしまう危険性がありますので、素性を伏せさせて頂いているんです。

アンクルガーデナーというニックネームは、私の大好きなアメリカの喜劇俳優「ピーター・セラーズ」さんの遺作
「チャンス」と言う映画の主人公「チャンシー・ガーデナー」から頂いております。
植物好きな妖精のおじさんであります。
そのようなわけで、今しばらくは、アンクルガーデナーを演じ続けさせて下さい。

さて、事業仕分けの後半戦に突入しました。
しばらくの休養からか、前半戦の反省からか、とても柔らかく人権に気を使った紳士的な対応に変身しましたね。
とても、安心して見ていることが出来ました。

ＪＩＣＡ（国際協力機構）の問題が取り上げられていましたが、見直しの判定、立派です。
ＪＩＣＡ（通称ジャイカ）自信の活動は立派で、日本や世界の役に立っていると思います。
もっともっと、応援しなくてはいけない活動だと思います。

実は、私の後輩で、姉を乱暴されたあげく殺されてしまった人間がいました。
今から○十年前の事件で、日本中を騒がせました。

当時学生だった彼は、サードアシスタントとして、私のグループで働いてくれていたんです。
一流大学在学なのに、責任ある仕事につけず腐っていた彼に
　　
　「お茶をいれてもらおうか・・・」

彼は、急須に茶葉を入れ熱湯を注ぎます。

　「今度は、俺がお茶を入れて上げるよ。」

煮立ったお湯をまずは湯飲みへ、それから急須に茶葉を入れ、湯飲みに入れたお湯を急須に注ぎ直す。
ゆっくりと混ぜながら、再び湯飲みへ・・・

　「飲んでみ？」
　「う、うまいです。」
　「これが、お茶の入れ方。出演待ちで緊張しているキャストさんや、一息いれたいスタッフさんに、本当のおいしいお茶を飲ませてやれよ。」

その後、彼は何事にも熱心に取り組み、お茶入れのプロになり、交通整理のプロ、コピーのプロと、なにをやらせても一番にこなせるようになってきました。
その矢先、身内が事件に巻き込まれ・・・

私も、彼の姉を良く知っていただけに、動揺しました。
警察より先に犯人を見つけ、私的に裁きを加えようと、仕事も休んでみんなで捜査したんですが、警察に先に捕まえられてしまいました。

そして、悲劇の判決。
死刑はおろか、無期懲役にもならず、精神鑑定の末病院送り。
通りすがりの人間を、後ろから鈍器で殴り、死んでいるにもかかわらず乱暴し・・・
こんなことをする人間が、病院送りで、退院後は通常の生活に戻れるんです。
信じられませんが、これが法の裁きでした。

遺影を胸に、判決に泣き叫ぶ彼の写真が、日本中の新聞や週刊誌に出ました。
そして、彼は、消えてしまったんです。

数年後、ひょっこり彼は私を訪ねてきました。
久しぶりの再会に驚き喜びながら、あわてて彼の就職を世話しました。

自殺を考えていた彼は、「どうせ死ぬなら、人の役に立って死のう。」と考えたらしいです。

　「地雷の１個や２個踏みつぶしてから死んでやる。」

そう考え、海外青年協力隊に応募したそうです。
そして、餓死した子供たちの死骸につまづきながら、水をくみに行く道を作り、
麦を作る畑を開墾し、
彼曰く、残念ながら地雷を踏むこともなく、村の人と○年間を過ごしてきたそうです。

彼は、海外青年協力隊という中で、生きる道を見つけて、立ち直ったのです。

青年協力隊は、日本に失意したり、背負いきれない過去を振り切るために、とても有効な政策になっています。

問題は、そこに群がる理事や相談役（隠れ天下り）。
人の悩みにつけ込み、数千万の年棒を取り、一等地に事務所を構える。

これは、おかしいです。
現場の人間は命がけなんです。
天下りの見直しこそ、本筋です。

事業仕分けで見えてくる、天下りの醜い制度と人事・・・
仕分けの次は、制度改革と、人事の刷新でしょう。

ブログ人口は９００万人近くいるそうです。
しかし、不思議なことに、その９００万人の中から、よりによってと言う人と出会います。
昔の恋人だったり、会社の部下だったり、大学の後輩だったり、ご近所さんだったり・・・

素性が解ると、ややこしいこともありますので、このままアンクルガーデナーでいさせて下さい。