|
カテゴリ:土・肥料
こんばんは、今日は土曜日ですが、早朝から知り合いにさそわれ、千葉まで行ってきました。
みなさん、「釣りバカ日誌」っていう映画、ご存じですか? 主人公の「ハマちゃん」はしがない平サラリーマン。 しかし、釣りとなるととびきりのセンスを発揮し、仕事上では、口もきけないような大企業の釣り好き社長さん達から、師匠と呼ばれ、親しまれてる・・・ 私は、その、ガーデニング版なんです。 零細商社の社長をしていますが、ある小料理屋に行きますと、議員さんや大学教授、新聞で名前が出るような大企業の会長ややくざの組長までが、いろいろ話を聞いてきます。 「いやぁ、いいところで合った、アンクルさん、うちのバラがさ・・・」 「それより、トマトに実が付かないんだけど・・・」 「こっちはさぁ、実の終わったナスは・・・」 「やっぱり土は毎年・・・」 一人で飲んでいると、こんな具合に次から次へと話しかけられちゃいます。 「あのさ、みなさん、私は営業で疲れ切っていて、無口になりたくて、ここにいるんだけど・・・」 「おお、それはご苦労様、で、バラの花の・・・」 「実が付かないのは、猛暑のせい?」 「秋ナスの準備は・・・」 「だからさ、私はね、疲れてるのよ。それを、癒してるの。」 「まーたまた、ヘソ曲げて・・・マスター! アンクルさんにビールと熱燗。」 「アンクルさん、空豆の皮、好きだったよね。」 「誰が好きこのんで、豆の皮だけ食べますか・・・空豆は皮ごと食べる方がおいしいんですよ。」 「マスター、空豆、アンクルさんに、じゃんじゃん・・・」 「わかりましたよ。ビールも熱燗もいいですよ、別に・・・」 「別に・・・って、沢尻エリカ様、ハハハ、アンクルさん別にだってハハ」 「ああ、もう、バラの花の色づきは日照のせいで枝が込み合っているから・・・ 「トマトは、猛暑で、我が家も実が付きませんよ、トマト自身、暑すぎても保身のために・・・ 「ナスもトマトも、すべて植物は、新芽に実をつけるので、秋ナスの準備は・・・ こんな感じになっちゃうんです。 で、今日は、その中のお一人、千葉に古民家を購入されたというので、同行させて頂きました。 千葉、さすがに広いです。 こんな場所でガーデニングできたら、イギリスかフランスの王宮のような庭を造るのに・・・ 夢がふくらんじゃいますよね。 四方を塀に囲まれた我が家とは、大違いです。 早朝出発だったので、日の出直後くらいに着きました。 高台にある、古民家です。 家の前と後ろに40坪以上の広さがありますよ。 ガーデニング、何でも来いですね。 家の裏側に広がる畑です。 向こう側には、人家無し。 見晴らしも最高です。 畑には、ご近所から頂いたという、ハクサイ、キャベツ、大根などが早くも植え付けられたいました。 おっと、土作りは済んでいるのでしょうか? 一見、畝もあり、表面は柔らかそうですが・・・ 試しに、この秋に植えたという大根を抜いてみました。 これが、なかなか抜けません。 「????」 もっと、簡単に抜けるはずなのですが・・・ 植物は正直ですよね。 大根の形を見れば、土の肥料分布、堅さが一目瞭然。 矢印の右側、茎の部分は柔らかい畝に埋まっていたので、まるまると成長しています。 が、矢印の左側の根の部分。 肥料不足か? 土が固いのか? 雨不足もあると思いますが、成長し切れていません。 ゴボウのように、細く、ヒョロヒョロに伸びています。 もっと、深く掘り起こし、枯れ葉や牛糞・鶏糞などを、大量にスキ込む必要がありそうです。 数年間、放置されていたのでしょうね。 この春に向けて、今のうちに土作りです。 畑は専門外ですが、いろいろなことがわかりました。 堆肥を作り、灰や石灰で土壌改良し、根菜を作る場所は、地中50センチは掘り起こす。 何せ、広いものですから、我が家の庭の生ゴミ作戦のようには行きません。 畑って、大変ですね。 庭や畑のプランを練り、家や作業小屋の修繕をし、あれやこれやして、先ほど帰宅できました。 素晴らしかったけど、疲れました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[土・肥料] カテゴリの最新記事
|
|