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カテゴリ:家庭菜園
大震災から2週間、東京もやっと落ち着いてきた感じです。 直接の被害は無かったものの、電力不足で電車は間引かれるわ、ガソリン不足でバスは無くなるわ、電池に水にお米にパンに・・・ それらが、やっと落ち着きを見せ始めています。 いやぁ、大変な1週間でした。 しかし、計画停電は、京浜工業地帯に深刻な事態を招き始めたようです。 いつ止まってしまうかわからない状態なので、原材料が生産できないのです。 特に樹脂。 専門的になってしまいますが、半導体や液晶を作るためには、ナイロン、テフロン、ジュラコンなどの特殊な樹脂を加工しなくてはなりません。 その、素材になる材料が作れないそうです。 材料が来ないのでは、仕事になりません。 震災特需で、受注は増えているのに、材料待ちになっちゃっています。 これは、私らだけでなく、製紙工場やカップ麺などの食品工場など様々な工場で、同じことが起きていそうです。 カップ麺を作っている途中で停電、機械が止まってしまうと、そこまでの品物はダメになってしまいます。 これでは、リスクが大きすぎて、工場をフル生産に稼働できません。 関東地方で、品薄、物不足が起きている原因の一つにも、なっていそうです。 私たちが、いかに電力に頼っていたかを痛感します。 都心では、火災防止のために区などの条例で、ガスや灯油伸しようが禁止されています。 必然的にIHやエアコンになってしまいます。 しかし、電気でガスなみの熱量を得るためには、膨大な電力が必要になります。 もともと「電気」というエネルギーを得るために、火力なり原子力などで熱を作り、水を沸騰させ、水蒸気の圧力でタービンを回し、遠くの発電所から、大量のロスを承知で電気が送られてくるのです。 その貴重な電気を、再び、熱に戻す。 基本的に、非効率の代表になっちゃうんです。 もともと「100」の熱を、熱として使えば「100」全部が使えますが、 電気の場合、「100」の熱で「80」の電気を作り、「60」に減りつつも遠くに送り、「40」の熱に再び戻す。 これは、例えですが、熱を電気にして、熱に戻すと、こんな感じになっちゃいます。 オール電化は、確かに、火災予防には効果的ですが、 その反面、膨大な電力需要を生み出し、原子力発電所容認の世論を作り出してしまいました。 今後、この増え続ける、電力需要にどのように応えていけば良いのでしょうか? 福島の原子力発電所には頼れませんし、建設途中の原子力発電所は中止のようですし、新たな発電所の建設を初めても、10年はかかります。 電力不足は、今後の私たちの、生活様式や、都市のあり方を、根本から考え直さなくてはならなそうです。 タイトルの、モロッコインゲン、植えましたよ。 数週間、早いのですが、出窓では限界です。 でも、すごい強風。 折れちゃいそうで、心配です。 内容が、全く変わっちゃいました。 今回は消さないように・・・ 慎重に・・・ 来週以降 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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