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カテゴリ:政治・経済
こんばんは。
今週は、雨に始まり雨に終わる一週間でした。 毎日が濡れ濡れ、かび臭く、本当にめげました。 しかし、この一週間、日本にとってはちょいと激動でしたね。 為替は、戦後初の円高が注目され、人気漫才師が暴力団との交際で引退し、ついに、総理の辞任も明らかになり、外国人献金問題で火も消えていない元大臣の立候補で、また一波乱起きそうです。 個人的には、前原さんの立候補は、あり得なかったですね。 私が、選挙参謀なら、止めるでしょう。 火種を持った人、叩けばホコリの出る人は、行く末が見えています。 きっちり、身の処理をしてからでないと、先のシナリオが見え見えで、国会運営は難しいでしょうね。 さらに、民主党最大派閥の小沢さんや鳩山さんは、マニフェスト回帰を訴えています。 これだけ赤字を増やしたのに、いまさら、ガソリン暫定税率の廃止や高校の無償化、子供手当どなどの予算は、どこから出すのでしょう? 平然と、こういうことを公言するのは信じられませんし、これに同調する子分達の行動も、信じられません。 よほど、説得力のある構想以外は、夢見る夢男君、ただの無知の集団になってしまい、 今後、日本の二大政党制の芽は、完全になくなってしまうでしょう。 さて、その中で、私が注目したいのは、フジテレビの韓流放送。 ツイッターとやらで、世間をにぎわせ、ついにはデモまで起きました。 韓流放送の善し悪しは、私には興味ありません。 その昔、日本のテレビは、アメリカのドラマばかり放送していましたし、他国の文化を知るという意味では、悪くはないと思っております。 そこは、本題を離れて、ひねくれ者のアンクルガーデナーです。 これを、為替と世界経済から見てみたいのです。 実は、世界は空前の円高。 裏を返せば、空前のドル安、ユーロ安、OO安なんです。 で、韓流。 つまり、韓国の通貨「ウォン」 これが、ほとんど、価値が無くなってしまっているのです。 地続きで、北朝鮮を背後に持ち、人口も少なく、資源も出ない。 「ウォン」の魅力は、世界的に限りなくゼロに近いんですね。 で、「ウォン」はどんどんどん下落する。 これは、輸出には良いんですよ。 例えば、韓国の車、¥100万円のものが、¥80万円、¥60万円、¥40万円と、ウォンの下落と同時に値下がりするので、韓国製品は、どんどん安くなります。 液晶テレビも、日本円で10万円くらいの40型が、韓国製なら¥29800になっちゃうんです。 もちろん、性能は違うんですが、大きさは同じ40型。 これと同じ現象が、テレビ局でも起きているんです。 例えば、日本のドラマ製作、1本¥1000万円くらいです。 1クール(3ヶ月)か10本で約¥1億 これが、出来合の韓国ドラマを輸入(購入)すると、たぶん、1本¥100万円以下。 1クール(3ヶ月)か10本で¥1000万円以下になっちゃうんです。 日本のドラマ1本分の予算で、10本のドラマが放送できるんです。 ものすごい、予算削減です。 さらに、ドラマで俳優に人気が出れば、さらにしめたもの。 三流の日本人お笑いタレントよりも安いギャラで、韓流スターが呼べるんです。 これは、アメリカハリウッドのスターでも一緒です。 高い円で、安い外国のタレントを使う。 日本人よりも、経費節減になるんです。 こんな、テレビの世界にも、為替の影響が出ているんですね。 「私は、1本¥100万円以下では出演しません。」 「じゃあいいよ、韓国の人気スターを、¥25万円で呼ぶから。」 日本のタレントや俳優のギャラ(出演料)も、どんどん下がっちゃうことになるんです。 フジテレビに限らず、テレビや映画、コマーシャルには、どんどん外国人タレントが増えてくるようになります。 円高が続く限り、日本の製品、日本の食品、日本のタレントの出番が無くなるわけです。 フジテレビの韓流論争、視点を代えると、こんなお国の事情が見えてくるのです。 PS:ウォン安で、輸出好調な韓国の国内の情勢は? 一見、良さそうにも見えますが、急激な通貨安も、実は問題なのです。 マックのハンバーガー、先日まで100ウォンだったのが120ウォン、150ウォン、200ウォンに値上がり。 つまり、国内では、超インフレが起きているんですね。 給料の上昇以上に、土地や食料品、衣料品が値上がりしてしまうのです。 韓国の人は、どれだけ働いても、日本車には乗れず、日本製のパソコンや家電製品を買うことは難しいのです。 通貨高で、仕事がない日本。 韓国は、反対に、通貨安で、働いても働いても、満足感を得られません。 仕事が無く、将来への不安から、自殺者が多い日本。 働き過ぎで、ノイローゼになり、自殺者が多発する韓国。 お隣同士の国で、両極端なことがおきているのです。 二つの国、足して、二で割れないのでしょうか? 政治、どこの国も、うまくいかないのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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