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カテゴリ:ガーデニング全般
こんばんは。
お元気ですか? 私は、近年まれになく元気です。 久々に、とても気分が良いのですよ。 そのわけは・・・?? みなさん、これ、ご存じですよね。 まぁ、俗に言う、「金のなる木」ですよ。 どこにでもよくある、多肉性の植物です。 正確には「フチベニベンケイソウ」と言います。 秋口になると、多肉の葉のふちが赤くなってくるので、そう呼ばれるらしいのです。 しかしです。 しかしなんです。 ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんけど、フチベニベンケイソウには、花の咲く種類もあるんですよ。 それが、我が家の私道の入り口を飾る、こいつなんです。 実は、ある知り合いの玄関を飾っていた「金のなる木」の子孫なんですが、植え替えの時、間引いた枝をもらって挿し木したものなんです。 挿し木から5年、やっと今年、ついに、ついに、花芽が出てきたんですよ。 わかります? 矢印の先の、小さなプツプツが花芽です。 こちらにも、プツプツ。 インターネットなどにも、よく、質問が出ているんですが、 なかなか花が咲かないのですよ。 植木市などで花が咲いているものを買ってきても、翌年から、ただの金のなる木に戻ってしまうこともしばしば。 どうして花が咲き出すのか、解明されていないのです。 座敷童子などと同様、幸福が訪れるときに花が咲くなんとも言われております。 ですから、非常に縁起がよいのです。 この花を毎年咲かせている知り合い。 当然、ビッグです。 基本的に、半端ではない大金持ち様です。 そこから、我が家に、子孫を頂いてきたのです。 毎年、毎年、大切に育ててきたのですが、なかなか花は咲きません。 もしかしたら、途中で普通の金のなる木にすり変わっちゃたのでは? とも思いました。 「もしもし、アンクルさん?」 「おお、お金持ちさん、何事で?」 「今年も、金のなる木、花芽が出てきたけど、どう?」 「ええー? 本当ですか? 我が家のはまだ見てませんけど・・」 「うちのを上げるから、花の咲いているのを、持って行きなよ」 「それじゃ、意味がないのですよ。我が家で育って、我が家で花を咲かせなくては、本当の幸せは来ないのですよ。」 「そんなやせ我慢しないで、うちのを持っていきなよ。アンクルさんには、バラをはじめ、世話にるからなっているから、いくらでも、持って行っていいから。」 (お金持ちさんの花壇には、所狭しと金のなる木が配置され、冬の間、見事な花を咲かせるんです) 「お言葉はうれしいのですが、我が家に根付いて花を咲かせてこそ、我が家の幸せというものです。」 そんな、電話のやりとりの後、ふと見てみたら、ついに花芽があったんですよ。 私の思いと、愛情と、根性が伝わった気がしました。 非科学的な説明は冗談としても、基本的に、植え替えから4年以上放っておくこと。 日当たりの良いこと。 肥料や水を与えすぎないこと。 こういった要素が、花を咲かせる要因のようです。 挿し木後、忍耐に忍耐を重ね、今日で丸5年。 開花は、確か、12月から3月くらいまで。 ちょうど、花のない時期、色の無い時期に、可憐な花を咲かせてくれるのです。 金のなる木の花が終わる頃、梅やモッコウバラが咲き出し、桃、桜へと移っていきます。 なーーんと言っても、金のなる木に、花ですよ。 なんか、めちゃめちゃ縁起が良いじゃないですか。 私も人生の終わりに当たって、この花にあやかって、一花咲かせたいところです。 リーマンショック以降、ほとんど良いことがなかった人生、ついに開けるような喜び。 縁起、ジンクスでもうれしいんですよ。 開花まで、あと1ヶ月。 また、ご報告しますね。 今日は、億万長者になる夢でも・・・ ムフフ・・・ ムフッ、ムフッ・・ ガァーーーハッハッハッ・・・・ なーーんて。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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