カテゴリ:韓国経済
2016年輸出は前年比5.9%減の4955億ドル 2年連続の減少は1957~58年以来初めて 6年ぶりに5千億ドル以下…貿易額は2014年より1969億ドル減少 今年の環境も不透明…貿易収支黒字減少の見通し続く (ここまで一部引用) ソースはハンギョレということで、日本でいう赤旗のような新聞社です。 北朝鮮の出先機関のような新聞社で、 対日本では狂ったようなコラムや社説もしばしば見受けられますが、 この記事では、上記のように分かりやすい図とともにある程度 客観的な記事となっているので引用しました。 図を見ると分かるのですが、 2016年の貿易総額は2010年とほぼ同水準なのですよね。 で過去6年間のGDP成長率が下記のとおり。 2011年3.68%⇒2012年2.29%⇒2013年2.90% ⇒2014年3.34%⇒2015年2.61% 2016年速報値が2.7% あと、こんな情報もあります。 (出典:韓国経済と日韓経済関係 2016年2月 外務省アジア大洋州局 日韓経済室) ● 輸 出 依 存 度 : 2017年1月26日ハンギョレ新聞より引用( 輸 出 の 対 G D P 比 ) 50.6%(14年,世界銀行)と極めて高い比率。 為替変動や他国の景気動向の影響を受けやすい経済構造 (13年の日本の輸出依存度は16.2%)。 「輸出依存度」が高く(日本の3倍以上) その輸出が減っているのに、2%以上のプラス成長。 さぞかし内需が好調だったのでしょう。 ということで、下記の記事 昨年の政府消費と民間消費もそれぞれ3.9%、2.4%増えた。 政府消費は2009年、民間消費は2011年以来、最も高い増加幅だ。 しかし、政府消費と民間消費の増加を牽引したのは医療部門であり、 景気要因よりは政策要因が大きかったものとみられる。 ・・・あれ?? まあ、上記のハンギョレ新聞の記事にカラクリが書いてあるのですが・・・ 支出項目別に見ると、建設投資が前年比11%も大幅に増えた。 1993年以来最も高い水準だ。韓国銀行支出国民所得チームのキム・ソンジャ課長は 「2014年に住宅担保融資比率(LTV)、総負債返済比率(DTI)規制が緩和され、 低金利で資金調達費用の負担も少なくなった。 このような状況で、昨年は不動産価格が上昇し需要も増え、 マンションなどの住居用建設が増えた」と説明した。 昨年の成長率(2.7%)のうち、建設投資の貢献度は1.6ポイントに上る。 (ここまで引用) まあ、ぶっちゃけ「不動産バブル」の恩恵らしいのですよね。 ちなみに現在の韓国の「不動産バブル」は、 30年ほど前の日本の「バブル経済」のそれより だいぶ性質が悪いようです。 永遠に「不動産バブル」が弾けることなく続くことを、 切に祈念いたします。(・∀・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月07日 00時28分16秒
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