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それによると、SKハイニックスの出資規模などはまだ決まっていないという。 同社の広報担当はコメントを拒否した。 東芝は入札手続きの詳細についてはコメントできないとしている。 関係筋によれば、SKハイニックスは東芝への出資を通じて NAND型フラッシュメモリー分野での競争力強化を狙っている。 アナリストらは、SKハイニックスが同分野で高性能製品に関する東芝の技術的ノウハウを取得し、 供給を増やすことが可能になるとみている。 東芝はNAND型フラッシュメモリーでは世界第2位。 東芝は1月、米原子力事業で見込む巨額の減損損失を補うため、メモリー事業を分社化し、 半導体「銭の戦争」が再び始まった。株式の20%弱を売却すると発表した。 2000億円超の売却益を得る計画で、複数の関係筋によると、 プライベート・エクイティ(PE)企業や米ウエスタンデジタル(WDC.O)のほか、 日本政策投資銀行も買い手候補に挙がっている。(ここまで引用) 世界半導体市場、東芝の株式売却で買収戦が激化(1) 2017年02月08日10時26分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 1990年代、DRAM市場で広がったいわゆる「チキンゲーム」が 「大量生産、格安販売」の出血争いだったとしたら、 今回の競争は未来市場の先行獲得に向けた最重要企業の株式買収をめぐってだ。 砲煙の広がりは、日本の東芝がNAND型フラッシュメモリー分野の株式を売却することに決めたことに端を発する。 東芝は最近、「NAND型フラッシュメモリー分野を分社化して独立させ、 独立した会社の株式を最大20%未満基準で売却する」と明らかにした。 売却金額は3000億円。 東芝は原子力発電事業で最近700億円台の損失が出したため、 これを埋め合わせるためにNAND型フラッシュメモリーの株式売却に出た。 外信や投資銀行業界によると、SKハイニックスをはじめ 東芝の既存合弁会社である米国ウェスタン・デジタル、台湾の鴻海、 私募ファンドである米国のベインキャピタル、欧州ペルミラなど 10社余りが東芝の株式売却入札に応じた。 (ここまで引用) 中央日報の記事は、今回引用した(1)と(2)に分かれています。 最後まで読むと凄まじく気分が悪くなるので、あまりお勧めできません… 東芝の半導体新会社の20%株式売却で入札に10社余りが手を挙げたそうです。 ・ウェスタンデジタル社(米) ・マイクロン・テクノロジー社(米) ・日本政策投資銀行(日) ・鴻海精密工業(台湾) ・ベインキャピタル(米 プライベート・エクイティ・ファンド) ・ペルミラ・アドバイザーズ (英 プライベート・エクイティ・ファンド) ・SKハイニックス この辺の企業及び企業体が入札に参加したと報じられています。 私が驚いたのは「SKハイニックス」の入札参加。 思わず「は??」と頭の中で叫んでしまいました。 盗人猛々しい 韓国企業に東芝の情報提供、提携企業の元技術者に懲役5年判決 東京地裁 2015.3.9産経ニュース 東芝の研究データを韓国企業に渡したとして、不正競争防止法違反(営業秘密開示)の罪に問われた提携半導体メーカーの元技術者の判決公判が9日、東京地裁で開かれた。 室橋雅仁裁判長は「営業秘密情報を他国の競合他社に流出させ極めて悪質。 わが国産業の重要な半導体事業の分野であり社会に与えた衝撃も大きい」 として、懲役5年(求刑懲役6年)、罰金300万円(同)を言い渡した。 判決によると、被告は三重県四日市市にある東芝の工場で 営業秘密に当たる多数のファイルをUSBメモリーにコピーし、 平成20年7月と22年4月、転職先の韓国企業SKハイニックスに提供した。 韓国SKハイニックス社との訴訟における和解とメモリ事業における協業拡大について 2014年12月19日東芝プレスリリース 当社は、NAND型フラッシュメモリの技術に関する機密情報について、 韓国SKハイニックス社がこれを不正に取得・使用したとして、 不正競争防止法に基づく損害賠償等を求める民事訴訟を 本年3月13日に東京地裁に提起しましたが、本日、同社と和解に合意しました。 本合意に基づき、当社はSKハイニックス社から和解金の支払いを受けます。 (ここまで引用) この東芝のプレスリリースでは、 「一方、当社とSKハイニックス社は、2011年から次世代メモリである MRAMを共同で開発するなど従来から提携・取引関係にあります。 この和解を機に、両社は新たな協業関係の構築を目的に、DRAM供給契約及び、 特許クロスライセンス契約期間の延長、次世代露光装置候補の一つである ナノインプリントリソグラフィ技術の共同開発について合意しました。」とありますが、 「加害者と被害者の立場は千年経っても変わらない」 と、どこぞの大統領様も言ってました。 何処の国でしたっけ?? どの面さげて、入札に参加したのでしょうか? 最後に中央日報様のありがたい言葉を引用します。 SKハイニックスが東芝の半導体事業への出資に乗り出した。 NAND型フラッシュメモリー世界市場2位の東芝の技術力を確保するためだ。 入札したところが多くないため、株式取得に成功する可能性は高いという。 2017年02月07日09時02分 [ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版] 半導体業界関係者は「2012年までNAND型フラッシュメモリーのトップを独走して 『日本半導体の自尊心』と呼ばれた東芝は、韓国企業にその座を明け渡したまま その差を縮められずにいる」とし「韓国企業に株式を売却することに対する 日本国内の情緒的拒否感が買収戦の変数になる可能性がある」と話した。 2017年02月08日10時26分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 買収に失敗したら日本の嫌韓感情のせいですか( ̄▽ ̄) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年02月08日 22時13分35秒
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