カテゴリ:日本経済
2018.1.24 日本経済新聞
財務省が24日発表した2017年12月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は3590億円の黒字(前年同月は6359億円の黒字)だった。 平成29年分貿易統計(速報)の概要 2018.1.24 財務省 民主党政権&白川方明日銀総裁&東日本大震災のトリプルパンチで2011年から5年間日本の貿易赤字が続いていましたが、2016年・2017年と連続して貿易黒字になったわけです。 貿易黒字は、増えすぎると海外との貿易摩擦に繋がるので、ほどほどの貿易黒字が望ましいわけで、原油高で輸入額が増加している中での貿易黒字の維持は評価できると思います。 品目別・国別の詳細についてですが、まずは昨年来の原油高・資源高により、輸入額が増加しています。 特にアメリカからの輸入は、資源関連の金額増が貢献しています。 というより、資源以外でアメリカから輸入するものって、あまりないみたいです。 対アジアという観点では、半導体製造装置の伸びが大きいです。 韓国が半導体にオールインワンしているので、その影響と思われます。 半導体製造装置は、中国向けも伸びています。 対中国という観点では、輸入額の伸びより輸出額の伸びが大きいので、赤字額は減少しています。 輸入額はともかく、輸出額についてはリーマンショック前の水準まで戻りきれていないため、あと少しの成長が求められます。 2018年または2019年の輸出額が2007年・2008年のピーク値を超えることで、日本経済復活の狼煙となることを期待しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月24日 23時30分01秒
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