カテゴリ:韓国経済
2018.4.23 聯合ニュース 「なんとか致命傷で済んだニダ」 韓国GM社は、当初懸念された法的処理ではなく、瀕死ながらも生き延びた模様です。 結局のところ労使交渉は、労組の無条件降伏で決着しました。 これ以上労組がごねるなら即時撤退ということでしょう。 さて、上記記事では最後にさらっと触れているだけですが、これから韓国政府からお金を巻き上げる交渉の開始です。 これまでの報道で、直接雇用の従業員約1万人、関係者含めると10万人以上の「人質」が韓国GMに囚われていることが明らかになりました。 この期に至っては、韓国政府もお金を出さないわけにはいかないでしょう。 瀕死の企業の延命措置のために、まずは数百億円を差し出すことになります。 とはいえ、いつ破綻するか分からない瀕死の会社が、今後まともな条件で取引は出来ないでしょうし、従業員の士気も底辺まで堕ちるために売上上昇も見込めない状況に陥ります。 これからはリストラを繰り返しながら固定費を下げることで、赤字を減らしていくことになるでしょう。 そして、今後発生する赤字は、産業銀行がじゃぶじゃぶと補填します。 この生命維持装置が外された瞬間、韓国GMは人質ごと死に至るわけで、もはや出来ることといえば、破綻後の影響が小さくなるよう、徐々に関係者を切り離していくことくらいでしょう。 すでに米ゼネラルモーターズ社は8億5000万米ドルの減損処理を行うことを発表しており、あとは粛々と敗戦処理を進めていくだけとなっております。 文在寅韓国大統領様は、自称「雇用大統領」とのことですので、まさか最大10万人以上の雇用に影響が出る韓国GMを放置なさることはないでしょうし、「雇用大統領」閣下が、この危機をどう乗り越えていくのか、もうしばらく注視する必要があるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年04月23日 23時50分08秒
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