カテゴリ:半導体
シリーズ半導体ということで数回に分けて投稿したいと思います。
まずは、この記事から 「半導体シェア、18年1~3月もSamsungが首位堅持」2018.5.23 EE Times Japan (出典:IC Insights) さすが、半導体に全力投球しているMitsuboshi電子様ですね。 民主党と白川前日銀総裁と藤井裕久元財務大臣と東芝に感謝してください。 民主党と白川前日銀総裁と藤井裕久元財務大臣がエルピーダメモリを潰して、東芝が技術を流出させたお陰ですので。 それは、さておき、DRAMの世界シェア95%を占める韓国勢は、DRAM単価が1年間で2倍以上に上昇したことから、空前の売上と利益を享受することとなりました。 その辺は、以下の記事に詳しく書かれています。 「DRAM値上がりで、空前の利益を享受するメモリ企業」2017.11.28福田昭氏 一部引用しますと、 「市場調査会社のIC Insights は10月18日に、2017年のDRAM市場は74%成長、NANDフラッシュメモリ市場は58%成長になるとの予測値を発表した。 「ちなみに10月18日時点における金額の予測値は、DRAM市場が720億ドル、NANDフラッシュメモリ市場が498億ドルである。」 「市場調査会社のIC Insigtsは、2017年9月12日付けのDRAM価格に関する発表資料で、2016年7月には2.45ドルだったDRAMの平均販売価格は、2017年7月には5.16ドルと2倍強に上昇したと報告した。1年で2倍もの価格上昇は、異例のことだ。」 「同社は同年10月18日付けの発表資料で、DRAMの平均販売価格は2017年に77%上昇し、NANDフラッシュメモリの平均販売価格は2017年に38%上昇するとの予測を述べている。NANDフラッシュメモリの値上がり率はDRAMに比べると低いものの、4割近くも平均価格が上昇するというのは、これもかなり珍しい事態だ。」 「(Samsungの)半導体事業全体に対する売上高営業利益率は、2016年第4四半期に33.3%に上昇して2010年の第3四半期の数値を更新した。その後も売上高営業利益率は上昇を続け、2017年第3四半期には50%に達した。売り上げの半分が営業利益」 「Samsungによる半導体設備投資の増強が目立つ。調査会社のIC Insightsは11月14日付けの発表資料で、Samsungが2017年に前年の2倍を超える、260億ドルもの設備投資を計画していると述べた。内訳は3D NANDフラッシュ向けが最も多く、140億ドルを占める。それからDRAM向けが70億ドル、ファウンドリその他が50億ドルである。」その結果、こうなりました。 「サムスン営業利益83%増 17年12月期、半導体けん引 」2018.1.31 日本経済新聞 まさに「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」 と詠みたくなるような状況です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年05月23日 23時00分02秒
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