カテゴリ:経常収支【韓国】
2018.8.3 聯合ニュース(引用ここまで) 2018年上半期の韓国経常収支の内訳をみると ■貿易収支:+556.9億ドル ■サービス収支:-159.4億ドル (旅行収支:-85億ドル、輸送収支:-31.1億ドル) ■所得収支:-47.8億ドル ■経常収支:+296.5億ドル だいたい2018年上期で3.3兆円の黒字を計上したみたいです。 ちなみに日本の経常収支は、まだ未発表ですが、半期で約10兆円の黒字見込みです。 日本は、第一次所得収支で年20兆円稼ぎ、残りは赤黒トントンで年20兆円の経常黒字となりますので、それほど予測からぶれることはありません。 韓国は、内需が「不動産」以外死亡しており、外需に全力するしかない状況。 そのため、為替介入しまくって、ウォン安誘導しているわけですが、 半導体バブルが発生している状況下で、約6兆円の貿易黒字。 そこから、サービス収支や所得収支の赤字が引かれて、最終的な経常黒字は貿易黒字の半額になるわけです。 なお、貿易黒字6兆円は、大韓民国の最後の輝きになる見込みです。 半導体輸出の4割近くを占める中国経済が、アメリカの追加関税の餌食となり、失速が避けられない状況。 当然、韓国の半導体輸出にもブレーキがかかるわけで、他に稼げる業種がないため、貿易黒字の縮小もほぼ確実。 サービス収支や取得収支が急激に改善するとも思えないので、2018年下期の経常収支は、黒字は維持できてもその数字は減らさざるを得ない状況です。 まあ、半導体バブルに沸いたここ数年が異常なのであって、韓国もいい夢を見られたと思いますよ。 「この世をば わが世とぞ思ふ 三星の 欠けたることも なしと思へば」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月03日 23時41分13秒
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