訪日外国人数、2018年7月は5.6%増の283万人、中国は88万人で最高記録を更新　―日本政府観光局（速報）【TRAVEL VOICE】

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2018年08月20日

訪日外国人数、2018年7月は5.6%増の283万人、中国は88万人で最高記録を更新　―日本政府観光局（速報）【TRAVEL VOICE】

カテゴリ：訪日外国人/訪韓外国人

2018.8.15 TRAVEL VOICE

　日本政府観光局（JNTO）によると、2018年7月の訪日外国人数（訪日外客数：推計値）は前年同月比5.6％増の283万2000人。
　前年同月の268万2000人よりも15万人以上うわ回り、7月として過去最高を記録した。

　1月からの累計は前年比13.9％増の1873万900人。
　地震や豪雨などの影響で東アジア市場の一部で伸びが鈍化したものの、中国は単月として過去最高に至っている。

市場別の最高は7月も中国。
　夏季休暇シーズンの到来で家族旅行需要が高まり、前年比12.6％増の87万9100人で単月最高記録を更新。
　次いで多い韓国は5.6％減の60万8000人、台湾は3.1％増の46万500人、香港は3.3％減の22万6800人。
　調査対象となっている20市場のうち、台湾、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの15市場で7月として最高となった。(引用ここまで)

　2017年1月-12月の1年間の実績でみると、中国(735万)と韓国(714万)がほぼ同数でした。
　ただ、伸び率で比較すると韓国が前年対比4割増で、中国が15%増ということで、2018年は訪日韓国人が訪日中国人を上回ると予想されましたが、2018年7月が訪日韓国人が前年割れとなったように、訪日韓国人が伸び悩むこととなりました。

　訪日韓国人に関しては、記事にあるように天災の影響があったかも知れません。
　とはいえ、全体的に伸び悩んだのは、地震や豪雨の影響もあったでしょうが、一番の原因は酷暑だと思われます。

　日本人でもキツイ思いをした酷暑を外国人観光客も味わいたくなく、敬遠されたのではないでしょうか。
　8月に入り、酷暑がだいぶ落ち着きましたので、また外国人観光客は増えてくると思われます。

　夏の暑さは、東京オリンピックでも課題となりますので、残り2年、官民合わせての対策が求められます。