カテゴリ:韓国経済
韓国国民年金、国内株式投資で今年10兆ウォンの損失2018.10.7 中央日報日本語版(引用ここまで) 韓国の国民年金保険料率は、「標準報酬月額に年金保険料率9.0%を乗じたもの(労使折半)」だそうです。日本の国民年金保険料は16,340円/月。 また、韓国の国民年金運用規模は約63兆円。日本が2018年3月末時点で約156兆円。 人口比の規模としては、同じくらいです。 日本のGPIFも単年の運用実績がマイナスになった年が2001年以降の17年間で5回ありますので、別に今回の韓国国民年金運用がマイナスになったところで騒ぐ必要はないと思います。 韓国国民年金の運用実績については、なかなか開示資料が見つからないのですが、年平均6%以上のパフォーマンスを維持している模様です。(GPIFは2001年-2016年平均で2.89%) 傍目には、単年運用実績がマイナスだとしても全く問題ないように思われます。 強いて問題点を挙げるとするならば、計画以上の資金を国内株式に投資し赤字となったことでしょう。 現在の世界的な株式上昇環境で運用マイナスとなるには、相当劣悪な株式に投資している可能性が高いです。 実際、破綻懸念の高い「大宇造船海洋」などに大金を投資している模様です。 いずれにしても、単年の運用実績で評価するのではなく、今後数年間の運用実績をみて評価するべきだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年10月09日 13時43分16秒
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