ソウル外信記者クラブ「日本メディアへの不法侵入に深い憂慮」2019.8.1 KBS World radio
韓国に駐在する外国人特派員で作る「ソウル外信記者クラブ」は、デモ隊が日本メディアのソウル支局に不法侵入し、抗議活動を行ったことについて「深い憂慮を表明する」との声明を発表しました。
ソウル外信記者クラブは31日、「すべての市民に意思表現の自由はある。しかし、暴力的な威嚇は正当なものではない。国籍を問わず、あらゆる報道機関は自国の政府を代表するものではない」と強調しました。
そのうえで、「一連の事件に対する警察の迅速な対応に感謝し、韓国政府がすべての海外メディアの記者の権利を守ってくれると信じている」と付け加えました。 先月18日には、産経新聞ソウル支局に男2人が無断で押し入って業務を妨害したほか、25日には、学生団体「韓国大学生進歩連合」の会員3人がフジテレビのソウル支局に侵入し、フジテレビのロゴを破るなどの事件が起きています。