１０月の経常黒字７８．３億ドル　１年ぶり高水準＝韓国【聯合ニュース】

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2019年12月06日

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2019.12.5 聯合ニュース
　韓国銀行（中央銀行）が５日発表した国際収支（速報値）によると、１０月の経常収支は７８億３０００万ドル（約８５２０億円）の黒字だった。
　黒字幅は前年同月（９４億７０００万ドル）以来、１年ぶりの高水準となった。
　モノの取引（輸出入）で発生する商品収支（貿易収支に相当）の黒字は縮小したが、サービス収支の赤字と、給与・賃金と投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支（第１次所得収支）が改善した。

　経常収支は４月（３億９０００万ドルの赤字）に赤字に転落したが、翌月には黒字を回復し、以降も黒字が続いている。

　１０月の商品収支の黒字は８０億３０００万ドルだった。
　前年同月（１０５億２０００万ドル）に比べ２４億９０００万ドル少ない。
　輸入より輸出の減少率のほうが大きかったため。

　輸出額は４９１億２０００万ドルで前年同月比１４．５％急減した。
　１１カ月連続のマイナス。
　輸入額は１２．５％減の４１０億９０００万ドルだった。

　サービス収支は１７億２０００万ドルの赤字で、前年同月（２０億６０００万ドルの赤字）から３億４０００万ウォン改善した。
　輸入量の減少により、輸送収支の赤字が４０００万ドルと、１億７０００万ウォン減ったことが要因。

　旅行収支の赤字も４０００万ドル減った８億２０００万ドルだった。
　中国や東南アジアを中心に外国人の入国者数が８．４％増加した一方、韓国人の出国者数は日本への旅行客減が響き、８．３％減少した。

　１０月の所得収支は１８億３０００万ドルの黒字で、前年同月（１４億１０００万ドル）を上回った。
　韓国の企業と投資機関が海外から受け取る配当金があったため。

　１～１０月の経常収支黒字の累計は４９６億７０００万ドルとなった。
　韓国銀行は１１月時点で、通年の黒字を５７０億ドルと見込んでいる。

　この話題になるといつも書いているのですが、韓国の経常収支は完全に貿易収支に依存しています。
　貿易黒字が増えれば、その分経常収支が改善するという構図なのですが、そのへんは、第一次所得収支の黒字に依存している日本に近いものがあります。スケールは全然違いますが。

　韓国の場合、貿易黒字が維持されていますが、注目しないといけないのは、輸出入額が激減している「不況型黒字」となっているところです。日本もそれに近いものがありますが、貿易依存度が段違いのため、影響が大きいのは韓国の方です。

　このような状況下で、日本に喧嘩を売るだけでなく、セルフ経済制裁も行っているので、反日で満足して国が滅びるのを待つだけなのでしょうね。

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