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カテゴリ:アウトドア
77 漆黒の闇に包まれ、世界は未だ寝静まっている。今朝は3時23分の起床なのだ。虫の音ばかりが席捲している。まるで虫の世界にでも迷い混んだかのような気持ちだ。遠くで車の走り去る後ろ音が聞こえる。こんな深夜を運転しているのは運送会社の人か早朝から釣りにでも出掛ける人間しか居ないだろう~などと、思いを寄せたりしている。まだ、世界は寝静まったままだ。 相変わらず、私が起き出し、映像散歩などを見たりしていると、猫どもが擦り寄ってくる。餌の催促なのだ。「まだ、早いでしょうがぁ~どうしても今なのですか?」などと遣り取りをしながら、缶詰を開ける。何て静かな朝なんだろう~君達が騒いだりしなかったらね~と考えたりもするのだ。 さてと、日曜日に暗門の滝を見るために出掛けるまでを昨日書きました。まだ、滝までは届く前まででしたので、その後の話です。 この続きって奴が苦手で、私はどっちかってぇと一気に書き上げるほうが好きなんでござんすよ!空白さんは勿体無い~といつも仰いますがね。苦手を克服できるほど、人間が出来ておりゃ~せんですからのぉ~! 写真は入り口まででしたけど、実は駐車場から暗門の滝までは徒歩で片道60分ほど。往復で120分ほど。綺麗な川面を眺めながら、足元に注意をしながら散策する~ってくらいの観光地なのです。何度か行っている人間には、さほど大変ウオーキングであるという感覚ではない。 所がどっこい、通常のルートが崩落で行けない。迂回して行かなければならないとバリケードで遮断されていたのだ。・・・・・ここでインターミッション(汲んで来た白神の水を思い出し、コップに注いで来た)5時を回ったら明るさが甦ったようだ。太陽の方角には水色の空を認識できるほどになってきたのである・・・・・これではブナの散策路を回ってしか行けない。この散策路はしっかり山登りなのだ。やはりガイドの方々も申し訳なさそうに話していた。世界遺産白神保全協力の募金箱にカミサンが200円?一人100円づつのつもりであろう募金をして、いざ出発である。 辺りを見るとビーチサンダルの親子やドライブがてらの若いカップルも大勢いた。私達夫婦は何処へ行くにも、しっかり登山用の仕度で出掛けるので心配はないのだが、そんな人達は大変であろう。子供達には登山は辛い~二度と行きたくない(ビーチサンダルなど軽装)と思うのではないかと心配するほどなのだ。 ここで西目屋役場を非難するつもりではない、世界自然遺産登録されている白神山地である。崩落箇所があるからと言って、安易に工事する事もできない~を理解している。人間が手を加えてはいけないのだ。でも、自然遺産保全地域のお膝元ではあるが、地域内だったけ?あやふやな気持ちが脳裏をかすめる。 私は普段から歩いているので、さほど大した山登りと思わなかったが、如何せんあの暑さの中である。下着どころではない上着までぐっしょり濡れるほどの汗をかいた。普段、運転と経理事務で座りっぱなしのカミサンである。私が歩いていると後ろにいない~待ち続けると次々に観光客が私を追い抜いていく。カミサンが到着する。「あっ貴方のペースで歩いてくださいな」また歩いて待つ~を繰り返していた。これじゃ初八甲田の登山と変らないなぁ~と思いつつも言葉にはしない。私の体力と比較にはならないのだ。 そんなこんなで暗門の滝を見てきましたよ。抱き返り渓谷のように細い道は譲り合いながら、お疲れさん、こんにちわ、まだまだ道半ばですよ~などと言葉を交わしながら楽しい(私にとっての話)渓谷トレッキングをしてきました。カミサンは帰りの車の中、眠りっぱなしでしたけどね。 その後、弘前からおばあちゃんの家に行き、温泉地に向かうのは毎週の決まりごとでした。ちょいと長くなってしまったようです。へばへば! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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