未知之国・夢紀行３

今朝の起床は５時１６分でした。どうにもこうにも、奥歯が痛くて飯もろくに食えない始末。一昨日あたりから物を噛むと痛い。上の右奥歯である。とうとう我慢しきれず今朝は噛まずに飲み込むようにして食べた。よりによって、今朝は親戚から頂戴した初物タケノコご飯である。


私を心配そうに見つめるクク

炊き込みご飯～大好物なのに！味は良いのだが、タケノコを飲み込む際に一苦労する。上手に出来たらしく、私の兄に持参してくれ～とカミサン。


スズラン（増えすぎて除去しなくては）

私はそれどころではない。自分自身の痛みとの戦いの最中なのだ。以前にも同じ部位が物を噛むと痛くなっていたのだが、知らぬ内に痛みが無くなっていたので、今回もそうなれば良いなぁ～と高を括っていたのだが、今回ばかりは悪くなる一方である。


地植えエビネ

とうとう鉄爺は敗北したのである。このままでは大好きな食事が台無しになってしまう～との思いから、近所の歯科医の門を開けてしまったのである。以前、歯垢除去に行った事がある歯医者である。そこでふと考えた。あれ？俺って以前に行った歯医者って、藤崎町を担当してた時代に、部分入れ歯を作って貰った時だから、ペーペーの時代だよなぁ～！


小花シャクナゲ

平成２年に鰺ヶ沢に行ってるから、その前は広告部に所属していた時代である。と言う事は昭和と平成の狭間。２６～７年前の話である。それ位、歯の治療なるものをした事がなかったのだ。


黄花シャクナゲ

歯医者では、予約者らしきおばはんが私の後に入って来て、先に見てもらったようである。待たされるのは慣れているけど、決して好きにはなれない待ち時間。雑誌を手に取ったら呼ばれた「鉄爺さぁ～ん（本当は本名だよ）中へどうぞ。」綺麗な歯科医師助手のお姉ちゃんが診察台にリードして「靴のままでいいですよぉ～口をゆすいでください」私「ちょんまげ邪魔にならないっすかね？」「大丈夫ですよ」


園芸品種は名前が分らん

診察台の上の鯉ってな感じでその助手に身を任す「ん～～～こりゃレントゲン撮らないとダメかなぁ～」レントゲン撮影して間もなく先生「ん～～こりゃ駄目だね。歯周病からでしょう。歯の根元に膿があります。グラついて痛かったでしょう？」口に手を入れられているので「ふぁぃ～モゲモゲ～」ちゃんと喋れないのを知っているのだから、聞くなよなぁ～の思い。


白花ツツジ

抜いちゃいましょう～ふぁい。尋ねて行って、いきなり抜歯かぃ～現代の医学は相当進んでいるんでしょうね。麻酔注射も何もしないで抜いてしまった。２５年前なら注射針を歯茎に～でしたよねぇ～！抜いちゃいましょう～からわずか数分で診察トレイにカランコロンと私の歯であろう。転がった音がした。「ハイッ抜けました」


レンゲツツジ

後は助手がアレコレ対策と傾向、術後の説明。こっちはあまりの電光石火で目を丸くしている、説明も何も中途半端にしか聞こえて来ない。事実、診察台に寝っ転がって１０分経ったのだろうか？瞬く間の出来事だったのである。


サツキ

右上奥歯３本の内、真ん中だけが生き残っていた。その最後の奥歯が欠落したのである。部分入れ歯になるであろう事は容易に推測できた。また、お金が掛かるのかぁ～嫌だなぁ～と思いつつも、やむを得ない出費なのだ。これで美味いもんが食えりゃえぇわぃ～！


ピンクのスズラン


ナルコユリ

しかし、明日は空白さんとトーチカ（旧第八陸軍師団：鰺ヶ沢町山田野地区）探しに出掛ける予定を組んでいたのだが、受付嬢「明日、１１時にまた来てくださいね」急遽空白さんにはキャンセルの旨を伝えたのである。今日は昨日貼れなかった我が家の庭の花々を貼ります。とっつばれ！


歯医者の待合室にて