こんばんわです。
こんばんわです。今、やっと最後のお客様がお帰りになりました。冴えない不動産屋(賃貸)です。やっと昨日までの悪霊を振り払い仕事だ~と思った矢先にまた違う種類の方が来店された。まったく反応がないというか、テンションが低いというか、こちらがテンション上げて営業しても何もない・・・・・。あえて聞きたかった。ここは不動産屋ですが何しにきたのですかって!!だって普通さ~部屋探しするのに希望の条件やら、希望の間取りとか決めてないかな~もし分からなければ今の時代、ネットや雑誌とかいろいろ情報あるから下調べしてからきてね・・・・・・・とも言えない私。まさしくそんな人だった。まさか彼がこんなにウチの店に長居するとはこの時点では考えもつかなかった。何を聞いても・・「いや別に・・・」とか「何でもいいんですけど・・・」とかでまったく会話が成立しない。そのくせ物件の資料を見せると「これはちょっと・・・」おいおい~~~~帰れ!!って何回も心の中で叫んでたオレ。小一時間がたってやっと心を開いたのか、やっと希望の条件を言い出した。まさしく「夢」だねこれは・・・たしかに私のいる関東某県は賃料相場は安い地区ですが、あんたの条件は「駐車場にテント張って暮らすの!!」て条件だよね。だから心を鬼にして言ったんだけどね。この条件じゃないからもっと田舎にいきな!!って。したらこうです。 「いくら出したらあるの」はいはい分かりました。説明しますよ・・ここで約2時間その間、店内はめまぐるしく人が入れ替わります。彼といろいろ話すうちにかすかに殺意が沸きました 笑でやっとご案内。もちろん車の中は無言。さみしくラジオが語りかけてきます。な時に「壊れかけのレヂオ」が流れてきてかなり切なくなったオレ。一生懸命のご案内もあえなく不発・・・最後にまたいい物件あったら連絡してください・・・だってさ~まったくついてない。店に帰ると部下の社員にかなり冷たい眼差しで見られ・・・・もう~本当に帰りたいです。ちなみに部下はみんな帰りました。私だけこれから残務整理です・・・明日は明日の風が吹くっていうけど本当に吹くかな~