ミータンハウス

昨晩の事です。
主人は職場の人とご飯を済ませてくるとの事で
一人で晩御飯を食べていました。
もう少しで食べ終わるところでいきなり
家中の電気が一瞬にして消えちゃいました。

停電です。

でもすぐに復旧するだろうと思い
懐中電灯を持ってきて
食事の続きをしていました。
５分経ち１０分経ち・・・
食事も食べ終え暫く経っても
電気はつきません。
まさか我が家だけ？と不安になり
ブレーカーを見に行きましたが
すべてＯＫ。
二階に上がり
ご近所さんの様子をうかがうと
薄ぼんやりと部屋に明かりが灯っているお家があり
焦りましたが、どうやら懐中電灯かロウソクの様。
この辺りみんなが停電でした。

着込んでも寒くなってきたので
ミータンも寒いだろうと抱っこしましたが
ミータンもいきなりの暗闇に驚いているらしく
１時間経ってもおびえている様子。
しかも懐中電灯で出来る影も怖かったようで
ずっと落ち着かない様子でした。

暫くすると主人も帰宅。
停電の件をメールしていたのに
帰るまで全然気がつかなかったらしく
「外もみんな真っ暗だ」と言いながら
家に入ってきていました。
そしてさらに１時間。
もしかしてファミレスかどこかに
避難したほうがいいんじゃない、とも思いましたが
寒い中ミータンをおいていくのも忍びないので
もうちょっと我慢する事に。

北陸電力に復旧の目処は？と
主人が電話をかけましたが
私達の町に関してはまだ何とも言えない、との事。
きっとまだまだなんだな、と諦めていると
その電話から１０分もしないうちに
今度は点けていなかったところまで
家中の電気がいっぺんに点きました！！！

暗闇の中で
震災や雪害を受けて
寒さや暗闇を体験したり
被災者生活を余儀なくされている方の事を
考えました。
それに比べて自分は今までなんて平和ボケしていたのだろうと。
もうちょっともしもの時の事を
普段から考えて備えをしておかなければならないと
今更ながらひしひしと感じたのでした。