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カテゴリ:労働トラブルに勝つ
まず、労働トラブルに勝つ為に、一番重要なことは・・・
「記録を残すこと」 職場でどのような事が起きているのか・・・ 事実を証明できるものがなければ・・・決してどこに訴えても勝てません。 労働基準監督署へ出向いて・・・サービス残業の話をした時です。 「証明できるものは有りますか?」と開口一番に言われました。 貴方の会社は従業員の時間管理をタイムカードでしていますか? タイムカード以外の物(出勤簿)ですか? タイムカード以外の物を利用している場合は、自分の手帳に必ず退社時間のメモを残しましょう。これが証拠になります。 会社には、社員の勤務時間を管理する「管理義務」が課せられています。 会社が、時間の把握が出来ないような管理をしているのであれば、それは会社側が意図的に、社員に退社時間の把握をさせない目的が見えます。 タイムカードであれば、それが証拠になり得ますが・・・ そうでなければ、毎日記録する習慣を身につけましょう。 これは、職場トラブルに関わらず、法律に関わる全ての事に共通します。 どんなに優秀な弁護士に依頼をしたとしても、事実を証明する為の素材がなければ、勝てません。 ですから、日ごろの生活の中で、記録を残す事が大切です。 次に労働基準監督署で言われたことは・・・「監督署は、会社に対して違法行為を正しなさいと指導(行政指導)をしても取立ては出来ない」というものでした。 行政指導とは 行政機関がその任務又は所掌事務の範囲内において一定の行政目的を実現するため特定の者に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。 労働基準監督署の「監督官」は、決して労働者の見方ではありません。 労働者の訴えを全て鵜呑みにしていたら正しい行政指導は行えませんよね。。。 現在では、労働基準監督署への労働相談は年々増えています。 労働トラブルに勝つために重要なのは、会社が違法をしていると言う事実が「本当にあった事なのかどうなのか」を証明することなのです。 私が会社相手に事実整理が出来たのも、私が、思いついた時に記録を残していたからです。それでも会社は「認めない」と言ってきました。 通常会社側は、会社側が不利になるような証拠は提出しません。 訴訟になれば、更に・・・このノートが真実か真実でないかの証明を求められることになります。 会社にセキュリティーのある会社ならば、出入りの時間が管理してあるので、管理会社に明細を求めたり、PCを常に利用している会社であれば、PCのログアウトの時間明細を求めたりする方法があるようです。 会社からの嫌がらせ、上司からの暴言、その他諸々の内容を常に記録してください。 今からでも遅くないです。記録する習慣をつけてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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