|
カテゴリ:労働トラブルに勝つ
今日は「内容証明の書き方」についてお話します。
用紙や大きさは自由です。どんな紙に書いても大丈夫です… しかし、必ず3枚同じものを作る必要が有ります。 1通は本人、1通は相手、1通は郵便局に保管されます。 コピーでも大丈夫です。 文房具店に行くと「内容証明書式」というものも販売されています。 書式は、1行20文字以内、1枚26行以内です。 縦、横書き共に自由です。 文面が2枚になるときは、つなぎ目に契印を捺印してください。 まずタイトルですが・・・ 「請求書」「回答書」「通知書」のように、書面の内容が人目でわかるようなタイトルにしましょう。 私の場合は上記3通とも郵送しました。 簡単に記入例を掲載しました。 -------------------------------------------------------------------------------- 不当解雇に対する和解金および未払時間外賃金に関する請求書 請求書 先日、解雇事由証明書を頂き有難うございました。しかし、書かれている内容は「社会通念上相当と認められるだけの合理的な理由」に当たるとは思われません。 よって、下記の通りご請求させて頂きます。 なお、別紙「解雇事由に対しての意見書」ならびに「未払時間外賃金計算書」を同封させて頂きましたのでご参照ください。 記 1) 不当解雇による和解金 月給(250,000円)×12ヶ月+賞与2回分(500,000円)=3,500,000円 2)未払時間外手当金 ※計算書参照 1,777,542円 3)遅延損害金利息 1,777,542円×14.6%×38日/365日=27,019円 合計 5,304,561円 4)支 払 期 日 4月30日 早朝までに 東京●●銀行 ××支店 普通預金 11223344 の口座へお振込みください。 なお、振込みなき場合は、同日に労働基準監督署の監督官とお話をさせて 頂く予定になっております。 以上 平成18年4月25日 (差出人) 東京都千代田区末広本通1-1-1 楽 天 闘 子 (受取人) 東京都世田谷区銀座本町2-2-2 株式会社ABC商事 代表取締役社長 撃 沈 船 夫 殿 -------------------------------------------------------------------------------- こんな感じになりますが、書式の設定は出来ませんので(あくまでも参考にしてください) 自分の氏名の後に捺印は必ずしも必要では有りませんが、認印でOKですので、押したほうが良いと思われます。 なお専門家に作成していただくと「専門家が付いている」と、相手にプレッシャーを掛け、早期解決を希望するには、とても有効だと思われます。 専門家の方が見たら(なんだ~これは?)と思われるかも知れませんが・・・ 要は、相手に伝わればよいのではないかと思います。 ちなみに士業の方に依頼すると(あくまでも私の伺った範囲ですが)案件にもよりますが 1万から~3万円前後かかるようです。 失業中でお金のかかることはなるべく避けたい。訴訟になるまでは自力で何とか乗越えたいと考え、調べました。 もし「これは間違っている」との指摘が有りましたら、ご意見を是非お寄せください。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[労働トラブルに勝つ] カテゴリの最新記事
|
|