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カテゴリ:ちょい日記(^_-)-☆
平成10年10月31日 (土曜日) 午前0時55分 体重3495g 身長51.0cm 胸囲33.5cm 頭囲34.0cm 分娩所要時間15時間 天気:〔宮崎〕
この日我が家に長男が生まれました。名前は1号
10月30日の明け方4時過ぎから、お腹の張りが15分おきになり、なんせ初めての経験なので、このまま急激に間隔が短くなるんじゃないかと不安で不安で。。。 『の~くんおきて多分陣痛が始まった』と伝え、また二人で気を付けながら何度か時間を計ると、6時ごろには10分おきに。。。 『ちょっと、急いで洗濯とか済ませるわ』といって、前日、洗わずにつけておいたお茶碗なども合間をみながら片付け、病院が開く時間まで待たずに急いでいきました 診察してもらうと、『うんうんもう自分も不安やろまだすぐには産まれないけど、もう入院しとこうかね』と先生。『旦那さんは仕事いっても大丈夫やが』
旦那は、そのまま仕事へ向かい、入れ違いでしといた私の母到着 こっからは、非常に長かった。。。一日が気が遠くなるほど長かった。。。 陣痛は間隔が短くなるどころか。。。だんだん長くなってく 「こんな事ならもう少し様子みとけば良かったな』と思いつつ、たまにくる陣痛に耐え、そのまま夜に。。。 仕事終えて、の~くんが病院に来て「まだ産まれてねぇとや」と苦笑い その後、一気に間隔が短くなり、いざ分娩室へ
「はぁ。。。やっとこの辛さから開放される」と思ったのも束の間。
看護士:「先生Aさん(他の妊婦さん)が産まれそうです」 先生:「あ~、、ほんとだねぇモリゾーさん、ちょっと移動しようか・・・」
分娩台から下ろされ、ついたて一つ挟んだベットへ移動。。。
Aさんや看護士さんのやりとりは全部聞こえます。。。 「痛ぁぁぁいっせんせぇ~~~まだですか 痛ぁぁぁいっ」 「はい、もうちょっとほら、頑張って」的な会話が続き、
「えっ~・・・あたし、今からなんだけど。。。そんなに痛いのかよぉ・・・・・」 陣痛に耐えつつ、耳をふさぐ私
ようやくAさんが出産を終え、「はいお待たせ次はモリゾーさんね」
と言われて、再び分娩台へ・・・
が・・・・・・・・悪夢が再び
看護士:「先生、どうしましょうか Bさんの方が進みが早いみたいなんですけど。。。」
||||||||||凹[◎凸◎;]凹|||||||||| まぢっすか これは現実ですか コントですか
悪夢は現実で・・・私はまたもBさんの出産の声を最後まで聞く事に もう、勘弁してくれぇ の~くんは側に来てくれるものの・・・このありえない状況に笑いが止まらず・・・・ 「大丈夫」 あたしの痛みも知らず、手を握って笑う
「頼むから、出て行ってまぢで、立会いとかしてもらう気ないし、出て行って母さん呼んで」 ホント、こういうヤツなんだよ、の~くんって うちのお母さんもちょっと遠慮気味。「いいとね外で待たせて」「いいと、いいと」
Bさんが終わり、ようやくあたしの番ここに来るまで長かった。。。痛かった。。。 そしていざ出産。。。あれ意外と安産日付変わってからに分娩台にあがったはずなのに、55分には「おんぎゃぁ~」ってお猿さんが生まれました
あれから8年。。。たくさん笑い、泣き、怒り・・・・いろんな事がありました そのいろんな事はとてもここには書ききれないぐらい多くて、ただただ、今を1号が元気に楽しく生活してるという現実が、あたしたち夫婦にとっては一番の喜びで・・・・ そして、これからの長い人生。1号が一人で決断していかなくてはいけない事も増えてきます。そんなとき、そっと背中を押してあげられる夫婦でいたいと思うのでした
改めて、、、今日1号の誕生を祝えることをうれしく思います HAPPY BIRTHDAY 1号
我が家にとってはHAPPYな日。しかし、長年子供ができなくて悩んでいた兄夫婦。お義姉ちゃんが腹痛を訴え「子宮外妊娠」の可能性があり、入院するとの連絡が。。。 兄夫婦は一人目を3ヶ月で流産して以来、もう10年。とても小さな命だけど、二人にとってはかけがえのない、大きな命。。1号の誕生日が彼らにとっても忘れられない日になるとは・・・ 今年の1号の誕生日は複雑な日となりました。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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