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カテゴリ:芸人のはなし
昭和最大のお笑い番組「8時だヨ、全員集合!」でおなじみ、ザ・ドリフターズ。
私は、子ども時代、リアルタイムで楽しんだ口です。 小学校では、「ドリフ派」と「ひょうきん族派」にわかれており、 「子どもに見せたくない番組」に必ずランクインしている両番組は、親たちの間でも、 当然見せないわよね~的な雰囲気がありました。 そんな中、家は頼み込んでドリフを見せてもらっているだけでも 私は、ホンキでありがたいと思っていました。 当時も「シムラうしろぉ~~!!」とかヒゲダンスとか、早口言葉とか、 ドリフメンバーと観客と一緒になって楽しんでいました。 大きくなるにつれて、冒頭のコントは、激しすぎるのと定番化してくるのとで、 年齢的にもだんだん楽しめなくなったところで、記憶がとまっていました。 ・・・そして、あれから20年・・・あ、ちがった、二十数年、 先日のドリフ40周年特番を見て、なんだか新鮮で、ものすごく笑えました。 ショートコントやプチ漫才に慣れていた昨今、あの20分弱の大がかりなセットを 使ったコントが、ばかばかしいけど面白い、と思えたのです。 公開生放送の中で、ドリフメンバーの一挙一動が、観客の子どもたちの笑いやコールを、 一体化させる、コントの時間。 「最初はグー、じゃんけんポン!」・・・今では当たり前のじゃんけんの掛け声も、 当時は、とっても新鮮でした。 加藤茶「僕の将来の夢は・・・ううう・・・」 いかりや長介「なんだどうしたんだ、加藤。男が泣くなよぉ・・・なんだ言ってみろ」 加藤「ううう・・・ほんとに言ってもいいんですか・・うううう」 いかりや「いいよいいよ、言ってみろ」 加藤「僕は、将来、ドリフターズのリーダーになりたい・・・」 志村「おいおいおいおい、ちっちぇえ、ちっちぇいよっ!そんなの、たいしたことねぇよ!」 いかりや「ちっちゃいとは何だおまえ、バカヤロウ!」 ・・・小学生の時に笑えたかどうか記憶が定かではないですが、こんな、大人でも 笑えるようなコントをやっていたのかと、改めて気付かされました。 ショートコントとも、吉本新喜劇とも違うおもしろさ、微妙な人間模様、 当時を席捲するアイドルやイケメン俳優、大御所タレントとの絡み・・・。 昭和の香りが満喫でき、今だとありえないお笑いグループだなぁと思ってしまいます。 ちょっと頑張って、DVD-BOX買っちゃおうかなぁ・・・という気持ちに なってしまいました。
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