ロサンゼルスで暮らす

最終日となるこの日は、旭山動物園、旭川ラーメンを制覇し帰路に着きました。

朝一番で宿泊先の富良野のロッジを出発し、旭山動物園へ向かいました。

札幌からのツアーバスが１１時ごろに動物園に到着するものが多いと聞き、

その前に人気の動物を見てしまおうと計画していました。

予定通り開園一番で入園。

動物園には駐車場、入り口がいくつかあり、無料駐車場もあるようでしたが、

私たちは西門にある有料駐車場にレンタカーを停め、西門から入園しました。

後からわかったことですが、西門から入って正解でした。

人気のあざらし館、しろくま館、ペンギン館から一番近く、

門から園内へもすぐだったからです。

実はこの旭山動物園の人気ぶり、日本に行くまで知りませんでした。

北海道へ旅行へ行くんだ、という話をすると、誰もが「動物園行くの？」と聞くし

旅行会社のお姉さんも勧めるので、もともと計画していた旅程を変更して

旭川のほうにも行けるようにしたのでした。

当初は一泊目函館、二泊目洞爺湖、３泊目札幌で予定していましたが、

・・・一泊目洞爺湖、２泊目札幌、３泊目富良野と変更になりました。

さて、この動物園、何がすごいって、

噂通り動物の生態を利用し、動物をよく観察できるように出来ているんですね。

↑　しろくま館。右上に見えるカプセルから顔を覗かせ、しろくまを至近距離から観察出来ました。

このカプセルの為に３０分並びました。。。（汗）

さほど広くないこの動物園にものすごい人。開園すぐはそうでもなかったのに、

私たちが出るころにはどこを歩いても人、人、人。

周りには何もないこの田舎の動物園にものすごい人が集まってきていました。

人気の動物のセクションはもぐもぐタイム（えさの時間）を狙って長い列が。

お昼を過ぎるころになると、もぐもぐタイムのタイミングでなくても列が出来ていましたね。

そのころ私たちは殆どの動物を見終えて、お昼の旭川ラーメンを食べに行こう！

と動物園を後にする所でした。

本当に小さな動物園ですので、混雑がなければ

２時間もあれば十分に動物を見ることが出来るのではないでしょうか。

左が上の娘と札幌テレビ塔さん、右が現在５ヶ月の長男

旭山動物園を後にし、お昼を食べに旭川市内へ。

目指すは旭川ラーメンの老舗といわれる「らぁめん青葉」へ。

動物園から車で３０分ほど。旭川駅からは徒歩圏です。

商店街の有料駐車場にレンタカーを停めて行きました。

店の前に行くと店主と思われる男性がメニューを持って席待ちをしているお客様たちと立ち話。

幸い席待ちをしていたのはそのグループのみの様子。

私たちも店主の男性と１５分ほど立ち話をしている間に席に通してもらうことが出来ました。

カウンターと何席かのテーブル席のみの店内はお客さんでいっぱいでした。

始めてこの店を訪れる人には旭川ラーメンの王道、しょうゆを具なしでお勧めしているという店主。

私はお勧めのしょうゆを。娘は塩、夫は塩バターを注文しました。

しょうゆはかなりスープが濃厚でした。

濃い目の好きな私にはたまらない味。

濃過ぎたら言ってくださいね～と３代目のマスターがカウンター越しに。

薄味好みのお客様にはお湯か何かを足して薄めてくれるみたいです。

塩、塩バターとも、忘れられない味。

お持ち帰り用のインスタントラーメンも置いているそうです。

おなかも満足したところで高速道路を使い千歳空港へ向かいます。

計画通りレンタカー返却所に到着。送迎バスで空港へ。

このスムーズさ、出発時とは大違い！（笑、７月４日、５日の日記を参考にどうぞ）

空港に着くとおいしそうなチョコの香りが・・・

チョコレートの専門店らしきお店がありました。

あれ？どこかで見たことのあるロゴ・・・

この北海道産のチョコ、日本では有名らしいですね。

札幌のテレビ塔に昇ったとき、お土産店に置いてあったので、

チョコ好きの私は迷わず買っていたのです。

ものすごい濃厚でおいしいチョコでした。甘さがもう少し抑えてあれば最高でしたが。

無事に千歳から羽田まで帰ってきました。

帰りのリムジンバスはものすごい混み具合で、補助イスまで出してほぼ満席。

列の最後のほうに並んでいた私たちは一緒に座ることが出来ず、

仕方なしに３人（赤子は私が抱っこし）ばらばらに座ることに。

すると、親切なサラリーマン風の男性とその横に座っていた若い女性が

席を代わってくれると申し出でくれました。

私たちは補助席に座っていたのにです。

あ～、日本もまだこういう人たちがいるんだなぁと嬉しくなりました。

その若い女性は車中ずっと娘に話しかけてくれ、

持っていたお菓子を娘に分けてくれたりしてとっても親切にしてもらいました。

札幌で買っていた（５枚ほど買っていたので）ロイズのチョコを一枚お礼にあげました。

旅はこういう出会い、人とのふれあいも楽しみの一つです。

このブログを見ている可能性はかなり低いと思いますが、

もし見ていたら、あの時のおねえさん、ありがとうございました！

こうして無事に実家に帰ってくることが出来ました。

出だしからいろいろありましたが、楽しい旅になりました。

余談ですが、北海道旅行出発前夜に壊れたべビーカー、

帰ってきた翌日に直っていた事が判明！

結局２台のベビーカーを在住国までもって帰ってきました。