英語圏文化の違い?
とある日のムッシューとの会話(英語)。おやつの時間に、チーズ&クラッカーを食べようと思って、チーズをスライスしていました。ムッシューはおやつはいらない、と言っていたので、自分の分だけ(娘は学校)チーズをスライスしていたんです。なんだか一人で食べるのも悪い気がして、もう一度確認したんです。「Are you sure you don't want any cheese or crackers?」すると、 「OK, I guess I'll keep you a company. You can slice me some cheese for me.」と返ってきました。このムッシューの言い回し(英語を話す人の言い回し)、 私は慣れてしまっているのであまり気になりませんが、 直訳すると、日本の感覚だと「えっ?」って思いませんか?「わかりました。あなたに付き合うことにしますか。あなたは私に何枚かチーズをスライスできます。」~できます、つまり、capableである、と言う風に直訳してしまうと変ですよね。 英語圏に移住したばかりの頃は、この言い回しがどうも気に入らなくて、どこかに人を送っていってあげた時など「You can drop me off here.」などと言われると、そりゃぁ、私がここであなたをおろしてあげられる(capbaleである)事はわかってますよ。でもね、人に物を頼む時は、お願いするべきじゃないの?なんて思ったものです(笑)。 (もちろん、canはcapable以外の意味もありますが) あと耳にするのが、お願いをしているのに、こちらに~したいか?と聞くこと。例えば、何か持っていて欲しいのに、「Do you want to hold this for me?」とか。もちろん、「Could you hold this for me?」と言う人もいるけど、上の方を使う人が結構いるのは確か。「I don't want to, but I'll do it for you.」と一度言ってみたい、と思う私はちょっと意地悪? 文化の違いと言えば、年配の人のファッション。欧米のおばあちゃんたちがカラフルなお洋服を普通に着ているのはもう既に日本でもかなり知られていますよね。先日ヨガに行った時のお話です。私のお気に入りの Marc Jacobs のスリップオンを履いて行ったのですが、ちょうどクラスの入れ替わり時間に前のシニアヨガの皆さんが出てきました。終ったシニアのおばあちゃま達は靴を履き、これから始まるマタニティーヨガの私達は靴を脱ぎ、ごそごそと入れ替えが始まりました。出てきたシニアのおばあちゃまのうちの一人が、私の靴をみてこう言いました。「ま~、なんてかわいいスリップオン!私も是非欲しいわ。どこで買ったか教えて頂戴!」ちなみに、履いていたのはこれ↓(おばあちゃまにはちょっと派手かと・・・・・・) と思いながらも、買った店を教えてあげましたが。欧米ではこう言う事が多いと思います。移住したばかりの頃は日本の服や靴、カバンばかり身に着けていましたので、よく、「どこで買ったの?」と聞かれたものです。 (日本の物はかわいいし、質もいい)私も今ではすっかり現地人らしく、素敵なファッションの人を見つけては、それはどこの?なんて聞いてしまってます。慣れって怖い。一度これを日本でやってしまって、引かれた事があります(汗)。