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テーマ:ニュース(99892)
カテゴリ:ニュースへの私の意見
3月14日の日記にも書いたけど、東京電力の原発事故対策の最前線は命の危険にも晒されているのだから最善を尽くしているのは間違いないと信じています。ただ、東京電力だけでなく原子力保安院の発表もどうも遅れているというか何かの躊躇があるというのか、変な感覚を感じるようになってきました。
極めつけが今日のこのニュースでは論理の矛盾がひどいと思います。不安を煽りたくないのは分かりますが、それで論理が崩れているのでは余計な心配が増幅するのではないでしょうか? どこが崩れているのかというと、原発事故レベル7に該当と発表した中で管首相が放射能物質の減少傾向だけで「一歩一歩安定化」との発言したのですが、レベル7の発表は今日になって放射能物質が5万テラベクレルを越えていることが分かったからという論理であり、それでは分かるのにこんなに時間が掛かるのであれば、現時点で本当に管首相が言うように放射能物質が減少していると言えるのか、無理があるではないかと言いたい。さらにこの記事、放出された物質量が保安員が37万で安全委員会は63万。この値も現時点での測定できた範囲からの推測なので約85%のずれが生じている。現時点で1割程度だという安易な意見に対して、チェルノブイリの放射能物質の放出量についてはいろいろな情報を後日総合的に評価しての値であったので、福島原発の事故は総量を越えるかもしれないという意見もある。 総量についてもここでは14Ebq=1400万テラベクレル。どうやってこんな単位を見出したのかビックリするのが報道で文部省系のこのサイトのE=エクサ=10^18の方がただしいが、そんなことも余計な混乱になるのかも知れないが、520万テラベクレルの出所もはっきりして欲しい。 話があっちこっちになっているけど、5万テラベクレルというのは相当前に分かったことなのに1ヶ月を経過するまでは発表しないあるいは減少していると言えるまでは発表しないというような、悪い話を封じ込めているような感覚を丁寧に記事をなぞってみると見えているような気がするのは僕だけですかね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.04.12 22:45:15
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